つるまうかく

群馬在住ヲタクのネット書斎

ポケモンの話

ダイヤモンドパールのリメイクが販売されたということで、ポケモンが再び人気ですねー。
何度目のブーム到来なのか、もしくは人気であり続けていると言えばいいのかわかりませんが。

自身のポケモン歴を振り返ってみますと、ちょうど初代からルビサファにかけてよく遊んだ世代になります。

初めて遊んだのは「赤」で、買ったのはブームになってからだいぶ後だったと思います。
それでも、一番最初に買った携帯ゲームでした。
ほのおタイプが好きだったので、決まって選ぶのはいつもほのおタイプのヒトカゲでした。
ヒトカゲを選ぶと序盤がつらい”とよく言われていますが、ニビジムのタケシは「ひのこ」を覚えて挑むと大したことないですし、みずタイプを擁するハナダジムのカスミも、リザードをLv33まで上げて「きりさく」を覚えて難なくクリアするなど、そんなことをやっていたので、特に苦労した覚えはありませんでした。

二代目の金銀は「銀」を選んで、あとでクリスタルも買いましたね。
ここでも最初はほのおタイプのヒノアラシを選んで、バクフーンまでにして。
金銀は本当にやりこみ要素もあったし、育成もしやすかったので、色々なポケモンを育てたし、一番長くプレイしたゲームだったように覚えています。

クリスタルでは、珍しくみずタイプのワニノコを選んでオーダイルまでにしましたが、”こうげきは高いけどみずタイプはとくこう依存”というオーダイルの特徴に使いづらさを感じていたのを覚えています。
(当時はわざがタイプ依存だったので、みずやこおり技、あとは「かみくだく」などのあくタイプの技が全部弱めに出てしまっていた)

ルビサファでは「ルビー」を選択。
ここでもほのおのアチャモを選びましたが、ほのおとかくとうが融合したバシャーモが特にストーリー攻略では使えて、とても楽だったのを覚えています。
細かく覚えてはいませんが、ストーリーが好きだったような気がします。

 

”ダイパ”こと、ダイヤモンド・パール以降は、全く触れなくなってしまいました。
ゲーム機がDSになってしまったこともありましたが、世に出たのが2006年。
もう大学生となっていた私には、なかなか食指が伸びなかったんだと思います。

 

自己満足で、好きなポケモンを3匹ほど挙げておきます。

一番好きなポケモンは、カイリューです。
ここまでほのおタイプを取り上げておきながら、一番好きなタイプはドラゴンだったりして。
強くてかわいくて安心感がある。
理由を挙げればそんな感じですが、物心ついた頃から好きだったので、そのあたりはどうでもいいのかもしれません。
ルビサファまでは日の目を見ませんでしたが、炎電気氷+はかいこうせんorりゅうのいぶきみたいな感じの"とくしゅ型カイリュー"が大好きでした。
もっと別の戦い方ができると思うのですが、今なお、とくしゅ型のカイリューにはロマンを持ち続けていますね。
りゅうせいぐんカイリューとか育てそう。

ルビサファで好きになったうち一匹が、クチートです。
どうくつで出てくる、なんだかいかつい顔を持ったポケモンなのですが、後ろを向くとそちらが本体で、めちゃくちゃ愛らしい
そのギャップにやられました。
能力もあまり高くない、自力で覚える技もパッとしないのですが、はがねタイプ(のちにフェアリーが加わる)という耐久性の高さと、わざマシンで覚える技がわりと芸達者だったりして、当時は趣味ポケなどと言われながらも、好んで使ってました。
きあいパンチ、つるぎのまいかげぶんしんれいとうビームみたいなトリッキーな技構成でしたね・・・
かげぶんしん→みがわり、れいとうビームを別の技にするのが一般的だったはず)

最後、こちらもルビサファで登場したサーナイト
女性的ないでたちと、トレーナーを守るという性格。
一般的にも人気が高いポケモンになります。
エスパーと言えば」でお馴染みのケーシィの登場率が低かったルビサファでは、(実はこちらも登場率は低いのですが)進化前のラルトスを捕まえてストーリーでお供にした、というトレーナーは多いかもしれません。

 

こんな感じで、ルビサファまでならいくらでも語れる感じだったりするポケモン
今のポケモンはなかなかついていけないところもありますが、嫌いになったわけではないので、何にも考えずに無邪気にまたプレイできる日が来るかもしれないですね。

やりたいことの土壌を整える

働きはじめたとき、一番大事にしていたのが、「お金」でした。

お金でうまくいっていない人を、実際の知り合いや各種メディアなどでそれなりに見てきたので、そこで破綻したくない!と思っていて。
しかし、お金の扱いにたけているわけでもなく、お金の勉強をしてきたわけでもなかったので。
「とにかく節約する」
という方向性で、人からは”ストイック”と言われるほど、お金を出さないスタンスを取ってきました。

ただ、ある時期からその感覚が変わっていきました。
お金というものを持つことに、出口が見えなくなっていった。
「もしかすると、これは有効に使ってナンボなんじゃないか?」
この感覚になってきたのは、より遠くに旅行に行くようになったことも理由としてあり、コミティアなどで”創作物を買う”ということに価値を見出すようになったこと。
そして、
「時間がない」
と思ったのが、一番大きかったかもしれません

そう、時間がないんです。
私達には、思った以上に、時間がない。
例えば、移動なんかでも。
新幹線を使うところを鈍行で言ったりすれば、確かにお金は節約できます。
でも、その分短縮できるはずだった他の時間を、空費してしまうんですよね。
スキマ時間に何かできるとはいえ、効率は落ちる。

東京に出るのに、決まって鈍行を使っていた私ですが、ここ最近は、特急料金を惜しげもなく払って、まるで”ヒットアンドアウェイ”のように移動をするようになりました。

お金か、時間か。
どちらが大事かは、個人の感性なんですよね。
お金がなかったり、ギリギリで生活している人でも、ちゃんと計算ができているならそれでいいわけで。

ただ、
「お金がないからあれができなかった」
「時間がないからこれができなかった」
という、鼻から土俵の上に乗れない状態は、避けておきたいな。
それは最近、より強く思うようになりました。

 

 

お金と時間とは少し離れますが。
将来のやりたいことのために、少し備えておきたいなと思ったことがありました。
実際にやるかどうかはわからない。
でも、それをしたいと思ったときに、状況が整っていなくてできません、にはなりたくないなと思いました。

 

「君の話からは具体的に何がやりたいかが全然見えてこない」
そんなことを、少なくとも100回以上は、もしかすると4ケタレベルで言われてきた私です。
それだけ、具体性に乏しい。

ただ、やりたい”方向性”ってのは、全然変わってないんですね。
それこそ18の高校を出たくらいから、ほぼほぼ変わっていない。
それなら。
その範囲の中でいろんなことができるように、その土壌を整えていけばいい。
今はそう思っています。

一人じゃ何にもできませんが、誰かの知恵を借りて水平利用するのは得意です。
何かあったときは、「あ、めんどくさい奴が来た…」と思いながらも、生暖かく手伝っていただければと思います。

判断の基軸は自分で

多くな人が好きなものを、私も好きだったりします。
反面、巷では評判がよくなかったり、やり玉にあげられがちな、一般的には眉唾と思われているもののなかにも、好きなものがあったりします。
SNSでの周りの関係性も考えて大っぴらにしていないものの、実はこれも好き、というのはもちろんある。

 

一見して、前者は人に好かれ、後者は批判の対象になったりします。
ただ、前者の中でも、よくない部分はあったりするし、後者の中にも、学ぶべきものってたくさんあったりします。
ゼロかイチかでは、物事は考えられないんですよね。
そんなにこの世の中は、単純にはできていないません。

ただ、私たちは何かに動くとき、ゼロかイチかという結論に向かって動かなければならない。
そこがジレンマであり、難しいところでもあります。

 

そんな難しい、選択肢を選んでいかなければならない私たちにとって。
大事なのは、”判断の基軸を自分で持つこと”だと思うのです。
「誰誰が言ったからそう思う」
「周りが皆そっちの意見だから自分もそっちにする」
ではなくてですね。
自分が本心でそう思ったことを、主張する、選び取ることこそが大切なんです。

ここで勘違いしてはいけないのは、
「自分以外の意見を攻撃して否定する」
ということではないということ。
相手の意見も、一理あると考えていったん聞いてみる、傾聴してみる。
それを踏まえたうえで、でも自分はこうですと。
その理由はこれこれこういうものですと。

そこに生まれる軋轢は最小限にして。
そのうえで、自分の考えからはブレない。
そのスタンスでいければ、きっと自分が思った道を、選び取りやすくなる、そう感じています。

 

何かを判断したとき、その理由が自分にあると、心が少し楽ですよ。

家のネット回線がつながらなくなって4日耐えた話

それは、TrySailのライブに行く、まさにその日の朝、ひとつの違和感から始まりました。
「あれ、ネットがつながらない。」

モデムの電源が落ちていました。
配線やアダプタをつなぎ直したり、変えたりしてもうんともすんとも言わず。

プロバイダに連絡しようにも、”日中に自宅から電話する必要がある”とのこと。
この時すでに、東京に向かって出発しなければならない時間になっていました。
さて、どうなる。

ここから私の、”ザ・ロンゲスト・フォー・デイズ”が始まりました。

 

モバイル端末はいくつか持っていた私ですが、基本的には無線LAN環境に依存しており、容量無制限のものは持っていませんでした。
本来であれば、日ごとに契約できるモバイルWi-Fiみたいなものを契約するのが筋かもしれません。
ただ、なぜか私は
『このままでも乗り切れる』
と思ってしまったんですね。

  • D社・・・1GBの高速回線(使い切ると低速)
  • I社(MVNO)・・・2GBの準高速回線(常時、低速と切り替え可能)
  • R社・・・1GBの高速回線(使い切ると料金発生)

ここから4日間、この難局を現有戦力で乗り切ることになります。

【1日目】

といっても、1日目はとても楽観視していました。
もともと一日中外に出る予定で、家の環境があろうがなかろうが影響は少なかったためです。
実際、いつもとほぼ同じ、多少回線使用量をケチるくらいで、無難に乗り切りました。

この時とても有用だったのが、高速と低速をこちら側で切り替えられるMVNOの低速通信。
地方部である群馬だと、低速回線だと満足につながらないこともあるのですが、さすがは東京。

MVNOの低速回線でも、わりと違和感なくつながってくれました。
思ったよりも容量を使わずに乗り切れたのは、これが大きかったですね。

なお、底は問題なかったものの、”MVNOを突っ込んだ端末だけ電池の減りがやばい”という状態が露呈。
SIMを別端末に入れ替えるなど、色々対策を立てながら翌日にも反映させていきます。

【2日目】

この日初めてプロバイダに連絡。
・・・いや、家にいないと駄目だって話だったので。
迅速に対応してもらったものの、復旧(新しいモデムに変更)は早くてもあと2日かかるとのこと。
ここで『4日目まで耐えれば何とかなる』という目標ができ、そこに向けて踏ん張っていくことになります。

文字情報までならMVNOで何とか行けたものの、画像・音声・ましてや動画なんかは無理・・・というのがこの戦力での限界でした。
高速回線というカードを切ってしまえば一時は何とかなるんですけど、もちろん限界はある。
なので実際、この期間はメディア系のものはほとんどアクセスできていないんですけど、怖いのはこちらの都合も考えずに「来ちゃった・・・」をやってくれるシステムのアップデート。
実際、この期間にもいくつかあって、”乗り越えなければならない壁”として目の前に立ちはだかったのですが・・・

この日役立ったのは、町なかにある公衆向け無線Wi-Fi
本来の使い方ではないかもしれませんが、緊急時でもありましたし、使えるものは何でも使うしかなかったので。
といっても、フリーのライフラインですから、あんまり安定はしていないんですよね。
それでも、あるとないとでは大違いで、本当に助かりました。

【3日目】

この日も基本的には2日目と同じ対応。
何となくめども立ってきたので、少し使う高速回線も少しずつ使いながら。
ただ、基本的にはいつもやっている情報収集や、ラジオなども聞けず。
配信番組なんかもってのほかでしたよね。
そこは制約として大きかったところですし、それだけ依存していたんだなあということを改めて実感しました。

ただ、一つ救いだったのは、MVNOの低速回線はTwitterだけは拾ってくれる、ということ。
文字だけの情報なので、取得しやすいんでしょうね。
この期間、「ネット回線駄目なのにやったらTwitterは反応するなあ」と思われたかもしれませんが、それもこのおかげです。

【4日目】

歓喜の日。

この日の夜にモデムが届き、翌日には回線が戻る予定でした。
ところが、怪我の功名というか、つなげた段階である程度の回線が(不安定ながらも)戻ってくれたんですね。
なので、4日目の夜はある程度の環境が戻り、夜の配信なんかは聞けていたりします。

 

 

こんな感じで、つながらなかった4日間が終わりました。

 

もともと、スマートフォンの端末は持っていたものの、”ガジェット”としての使い方が主で、長らくプリペイドのような形で使ってきていた部類の人間でした。
ちゃんとスマホとして使い始めたのは本当に最近で。
なので、こういった形での使い方はわりと耐えられるはずなのですが、それでも結構な制約は感じましたね。

今回感じたのは、ネットがないとなかなか得たい情報が思うように得られないということ。
「ネット環境の治し方」や「回線が途切れたときの対処法」をネットで調べられないって、当たり前なんですよね。
そらそうやろと。
でも、そんな当たり前にわかることが、できない辛さになったんですよね。

 

いい経験・・・とは言いたくないですが、今後に何らかの形で生かしたいなとおもいました。
そんなところもあって、ここに記してみました。

若い人はすごい

今の若い人は、すごいなあと思います。
ネット上でも、実際に会っても、しっかりしている。
教育現場の人に話を聞いても、「今はそんなに学級崩壊を起こすような子は多くないよ」という状態なんだそうで。

 

私が学生の頃は、ネットは無法地帯でした。
丁寧なやりとりを心がけていたつもりではいますが、今で言う『レスバトル』的な、ネット上の喧嘩は絶えなかったです。

そして、現実に目を向けてみると、行動力は皆無でした。
言うだけ言って、行動する勇気はありませんでした。
オフ会とか、怖くて行けなかったですもん。

考え方が、幼かった。

 

今の若い人って、全然そうじゃないんですよね。
背伸びして大人を演じているわけでもなく、等身大でも落ち着いているんてす。
そして、当時の私が直面していることすら気づかなかった問題に、冷静にアタックしていたり。
精神年齢で言えば、私の方が子どもかもしれません。

 

いらぬお節介だったり、上からになってしまうのもよくないのですが、困っていることがあったら、何か助けになればいいなと、思ったりします。
上からというのも違いますね、たぶん心の年齢は私の方が下(笑)

 

何かできることがあれば、その鎹になれればなあと、思った今日この頃でした。

 


余談

7月に、夏川CZにお花を皆で贈ったとき、
『まだ中学生、高校生なんで、こういう企画に参加するのが難しくて、やっと参加できたんですよ!』
といった声をいただいたりしました。
僅かながら、何か役に立てたのかな、と思ったり。