アニメ「宇宙(そら)よりも遠い場所」(よりもい)』の聖地のひとつである群馬県館林市に行ってきました!
2018年1月期の名作アニメで、ずっと行きたいなあとは思っていたのですけど、県内ということもあって逆に足を運べず、きづいたら今に。
今回は下記の2つのサイト様に全面的にお世話になりました。
両方ともかなりすごいサイトです。
これらのサイトがなかったら、満足に聖地巡礼もできていませんでした。
本当にありがとうございました。
コンパクトに書いていきます。
館林市のよりもい聖地は、大きく分けて
の2箇所です。
電車でひと駅で、頑張れば歩けるため、一日でも十分回りきることができます。
印象的な箇所を、写真で振り返ってみます。
第一話のアイキャッチ『青春しゃくまんえん¥』の館林駅前のたぬき
OPに使われた谷越ビル
『職場は宇宙』のキャッチコピーが強い
キマリたちがよく集まる場所の一つ『つつじが岡公園』の東屋
第三話の名言「軽く死ねますね」が生まれた東武伊勢崎線茂林寺前駅前
こちらもキマリ達が集まる場所のひとつ、茂林寺
あとですね、正直、館林ってそんなによりもいを押してないと思ってたんですよ。
しかし、市役所前で見かけたこの横断幕にまずびっくり。日本遺産と同列。
そして、つつじが岡公園にある『つつじが岡ふれあいセンター』によりもいコーナーがあると聞いて、とりあえず行ってみるかー、くらいの感じで寄ったんですね。
泣いた
まさか、こんなに愛されているとは思いませんでした。
聖地になっている観光地には、こういったファンコーナーができていることもありますが、その中においても、かなり大きい方じゃないかと思います。
あとはもう、この写真を見てください。
よりもいって、聖地は館林といっても、クライマックスは南極なわけです。
スタートの地ではあるけど、大スペクタクルが起こった場所ではない。
でも、こうやって放送から2年以上が経った今でも、愛されているのがわかって、流石にスタッフの方もいる手前我慢はしましたが、こみ上げてくるものがありました。
そして、館林というまちの魅力を再認識した巡礼でもありました。
よりもいって、偶然館林が聖地になったわけでは、ないらしいんですよ。
まず、よりもいのタイトルは、宇宙飛行士の毛利衛さんが「宇宙は数秒で行けるけど、南極はもっと時間がかかる」と言ったことが由来だったようで。
館林市は、日本人初の女性宇宙飛行士、向井千秋さんの出身地でもあるんですよね。
そんな縁があって、ここ館林が舞台になったそうなんです。
(写真は「向井千秋記念子ども科学館」)
そして、南極観測隊が、館林名物の鬼ひもかわが有名な「花山うどん」を、食料として南極に持って行っていたそうで、これもゆかりがあるそうです。
(写真は花山うどんの南極カレーつけ鬼ひもかわ)
そして、館林の町並みもいいんですよね。
江戸時代に城下町として栄え、その後は製造業にシフトしながら今に至り。
どこでも都会化していってしまう流れの中で、少し昔の建物が、今でもそこに残っているのが、少しうれしかったです。
そして、最後に聖地巡礼ってやっぱりいいなあと思った話。
普通の観光って、観光地になっている場所に行くんですよね。
でも、聖地巡礼って、行く場所が必ずしも観光地ではないんです。
だから、行って必ずその風景が見れるわけではないし、行く先も観光の目的でそこにあるわけではない。
だから、アクシデントはつきものだし、行って楽しめる保証があるわけではない。
ただ、それでいいんだと思うんです。
アニメに出てきたその画角で写真を撮ることが聖地巡礼ではなく、アニメの舞台となったその場所にいって、全身でその土地を味わうことが、本当の聖地巡礼なんだと思います。
見る、食べる、遊ぶ。
それを好きな作品の舞台とされる場所ですれば、それは立派な聖地巡礼だと、私はそう思うのです。
楽しい聖地巡礼ができました!