つるまうかく

群馬在住ヲタクのネット書斎

「楽しい」と「嫌だなぁ」の損益分岐点

イベントに行ったり、旅行に行ったりすることは、「楽しい」ことです。
旅行が嫌いな人もいると思いますが、私にとってはどちらも楽しみといって間違いありません。

ただ、どこまでいってもひたすら「楽しい」でいられるかというと、そうではない。

人間って、割と合理的に判断していく生き物だと思うのですよ。
選択肢が二つあったとして、色々なバランスを考えながら、どちらかを選んでいく。
それは、天秤をできるだけ平衡に保とうとするかのごとく、慎重に、慎重に。

例えば、旅行も楽しいことばかりではありません。

行こうと思っていたお店が、お休みだったこともあります。
様々な条件が重なって、見たかった光景が見れなかったこともあります。
予期せぬトラブルに見舞われ、いやな思いをしたこともあります。

ただ、旅行はそれを補ってあまりあるほどの出会いや、開放感や、自由があって、それをひっくるめて総じて「楽しい」になるんですよね。

嫌なことよりも、楽しいことの方が多くなれば、それは「楽しい」になる。

 

その裏返しで。

例えば、旅行に行ったり、イベントに参加する中で、「嫌だなぁ」と思うことが楽しいを越えてしまったら、「嫌な思い出」になることもある。

そこのバランスだと思うんですよね。
楽しいと思うか、楽しいに至らないか。

今は、これまでなかったような要素が新たに出てきて、前のような状態で何かを楽しむというのが全般的に難しくなっていると感じます。

その中で、前と同じように楽しみを享受できるかというと、必ずしもそうではありません。
そう思うことは決して変わったことではなく、自然な話なんですね。
なので、思ったこと、感じたこと、思った直感は大事にして、自分の思いに正直に動くのがいいなと思います。

自分にとって何より大事なのは、自分の気持ちなので。