つるまうかく

群馬在住ヲタクのネット書斎

コロナの”数”とイベントと

全国の一日あたりのコロナ感染者の数が過去最大だそうで。

確かに、数字は嘘をつかないデータなのですが、データを引用する人が嘘をつかないかはまた別で。
数字はバイアス(捉え方の偏り)をかけやすい存在でもあるので、事実は事実として、ただ少し冷静に受け止めた方が良いのかなとは思います。

 

そんな話はこのくらいにして。

 

コロナが流行することによる”萎縮”的なものが残念だなあと思っています。

例えば、イベントの開催判断などもその最たる例で。
コロナが収まりつつあったときは、そこそこイベントの開催が発表されていたんですけどね。
これだけコロナ、コロナ、コロナの危険性・・・となると、イベントの開催が先だったとしても、その開催に二の足を踏む風潮になったりするものです。
周囲から、「コロナがあるのに大丈夫なの?」と過大な心配をいただいたりもする。

また、コロナが流行している時期にイベント開催を発表したりすると、こちらも同じような心配をされて、下手すると「何故こんな状況でやるんだ!」みたいな反応もあって、その意見が”官軍”になってしまうと、マイナスのイメージに繋がってしまう恐れもあります。

ある種の報道の過熱が一因ではあるんですけれども、今の状況を冷静に見て、"数字に踊らされない"ことも大切かなと思います。
嘆いていいけど、恐れすぎない。
クールな頭で考えて、適切に怖がる。

後は、ウイルスを人がコントロールできれば別ですが、んな物コントロールなんかできません。
例えば、インフルエンザにかからないために注射を打ったり、手洗いうがいが励行されていたりしましたが、それでもインフルにかかったりはするし、『どこで貰ってきたかなんか分からなかった』ですよね。
コロナだって同じ。
予防措置はとった方が良いけど、”100%防げます”はないんです。

私たちにできることは、その100%にならない対策を、100%に近づくようにできるだけのことを気をつけましょう、ってことなんです。

 

未知のウイルスとは言っても、少しずつ見えてきた部分はあるはずで。
本当は、しかるべきところが”具体的に”、これはいい、これは駄目というのをまとめてくれるといいんですけどね。
ただ、それは現実的に無理なのが今の情勢のようなので、そこは自己防衛。
自分で考えて対策をしていくしかないんだろうな、とは思っています。