つるまうかく

群馬在住ヲタクのネット書斎

2020年の大晦日

旅行行きたかった!(冒頭で完結させるんじゃありません)

・・・このタイトルで書くの、何年ぶりだろうか…
古くも古く、古からご存知の方には懐かしい、一年間の総括的な内容でございます。

なお、今年の漢字の発表はありません。
(思い付かなかっただけ)

最近振り返りまくってるので、二番煎じ、三番煎じ的な話になりそうなのでそこはご容赦をば。

 


今年は、率直に言ってアイデンティティが崩壊しかけた一年”でした。

今の私は、傍から見れば『ただの声優ファンのオタク』です。
ただ、まったく活動をしないタイプではなく、リアルのイベントにもけっこうな数参加し、ファン企画として参加者を募って祝い花の企画をしたりもしていました。
また、趣味の部分では旅行にも頻繁に行き、コンテンツ好きから講じた”聖地巡礼”や、温泉地訪問などをしたりしていました。

これが、全部できなくなりました。

もちろん、それができなくなったからといって、自分の存在する意味は変わらないはずなんです。
ただ、そこにやりがいを感じていた自分は、何もできない現状に、とても悩みました。

このブログが動き始めたのは、それもきっかけの一つです。


もう一つ挙げるとすれば、”色々考えさせられて、考え方も変わってきた一年”でした。
社会がいったん、歩みを止めてしまったような一年。
今まで正しかったものが正しくなくなり、新たな正しさが生まれた一年でもありました。

その中で、色々なことを突き詰めて考えたような気がします。
何が本当に大事なことなのか。
今、どう動くのが最も良いのか。
当然、その答えはありません。
ただ、今までの常識が通用しないような状態化で考えに考えて・・・

これまでの考え方を変えたものが、いくつもありました。

正しさは、ないんです。
それぞれがそれぞれの正義を持っているようなもので。
ただ、その正義は、せめて自分自身は納得したうえで、理解して持っていたい。
そこを突き詰めて突き詰めて、突き詰めきれはしなかったけれどだいぶ突き詰めた一年でもありました。


さて、重っ苦しい話はこのくらいにして。

ゲームのプレイ時間が格段に増した一年でした。
中でも私がアイマスのプロデューサー業にいそしむようになったのは、自分自身にとってが一番の驚きでした。
ミリオンでは志保さんP、美奈子Pとして。
デレステでは琴歌Pとして。
腕前は全く伴っていませんが、今日まで大きなブランクもなくコンスタントにプレイし続けてきました。

コンテンツとしては、前述のアイマス「ミリオンライブ!」に傾倒したのが個人的には一番の話題でした。
まさか、ここまで陥落するとは。
ミリオンの曲ってバラードが多いんですよね。
曲の強さも相まって、一気に沼に嵌ってしまいました。

アーティストでいうと、「麻倉もも」が個人的に猛威を振るった感があります。
TrySailでいえば「雨宮天」「夏川椎菜」それぞれのソロは去年から聞き始めていて、天ちゃんもほぼほぼの曲を聞き込んだのは今年からになりますが、それでもVIPERやRegeneration、先行歌唱のあった「PARADOX」あたりは知っていたわけで、今年という感じではなく。
しかし、もちょについてはほぼほぼノータッチだったんですよね。
2ndアルバム「Agapanthus」がきっかけで全曲を聞き込んだところ、それぞれの曲の質の高さに屈しました。
本当に良質な曲揃いで。
そして、それをもちょが”共感することなく”歌っているのもいいパラドックスだなと思いました。

これらのことを総合すると、全般的にはTrySailにだいぶ支えられているなあと。
本当に最高の声優ユニットだと思います。

配信ものを見る機会もだいぶ増えました。
イベントの代替としての配信も増えましたし、イベントがない故の配信番組やラジオか行き的なものも合ったのかなと思います。
また、各種分野のYouTubeでの活動なども増えてきて、今までコンテンツや声優山一色だったところから、少し前に好きだったジャンルのYouTube(野球、お笑いなど)を見る機会もだいぶ増えて、少し過去回帰的な感じもありました。


できなくなったことも多いですが、取り込んだものの量は、たぶんいつもと変わらないどころか、それ以上に貪欲に取り込んだんじゃないかなと思います。
充実していたけど漫然とやっていたことや、当たり前でありがたさに気付いていなかった物のありがたさや貴重さに気付いた一年でした。


たぶん、この状況はなかなか落ち着きません。
来年だって見通せないくらいです。
ただ、今年を経験したことで、来年はもう少しやり用があるのかなと思っています。

個人的には、どんな形になるか分かりませんが、自分で何かやったりするアウトプットの機会を増やしていきたい、と思っています。

  

最後になりましたが、本年も大変お世話になりました。
来年も、『大事なことは何か』を考えながら、自分のペースで上向きに、前向きにやっていきたいと思います。
今後とも、よろしくお願いいたします。

 

2020年12月31日 鶴舞