つるまうかく

群馬在住ヲタクのネット書斎

好きなものを好きと言うこと

好きなものを好きと言う。
ごく、普通のことです。
子どもたちは何の気なしに、何が好きかを言えてしまう。

 

ただ、いつの日か、好きなものをストレートに「好き」と言えなくなってしまいました。
『恋は秘めごと』とか、『沈黙は金』とか、そういった考えを知ってしまったからなのでしょうか。
好きということにリスクがあるなと思って、言わないでおこうと判断することが増えたなと、感じるようになりました。

昔は、何も考えずに言えていたはずなのに。


たぶん、何かを好きということにリスクがある世の中なんだと思います。
だから言わなくなっている。

でも、そのリスクが、本来の内容からずれているものだとしたら。
好きと発信することで何かメリットがあるのだとしたら。
何より、自分の本心を言えないことにわだかまりを抱えているのだとしたら。

それは、少し勇気を持って「好き」と言っていきたいな、と思いました。

もし、そのことで離れていく人がいたとしても、その時は仕方のないこと。
逆に、新たな同好の士が、集まってきてくれるかもしれません。

 

好きなものを好きと言うこと、単純だけど難しいですよね。
だから悩むし、考え続けるのだと思います。