何でもかんでも、全部を網羅しようとしたり、完璧にしようとしたりすると、上手く行かないものです。
それは仕事だけではなく、趣味の世界もそうで。
趣味なんか、自由気ままに楽しむものですし、そこに責任は本来はないはずなんですけどね。
責任感が強い、真面目な人が多いのかもしれません。
しっかりさが求められたり、こうあるべきという『あるべき論』が語られたりします。
時代というか、世相というか、今は特にそうなのかも。
私の場合も、基本はちゃらんぽらんなんですけど、ある瞬間においては全部を把握したいという、突発的に中途半端な完璧主義が頭をもたげることがあります。
結果、どうなるかというと・・・
かかえきれなくなって、自分で潰れちゃうんですよね。
よくよく考えると、そんなことを繰り返してきただけの人生です。
だから、新しく何かに興味を持ったときには
「深入りしないように・・・全部網羅しないように・・・てきとうに、てきとうに・・・」
と頭の中で反芻するのですが、こればっかりは性格。
なので、そのあたりは色々工夫をしながら、できるだけストッパーをかけるようにしています。
突っ走ること自体は悪いことじゃないです。
ただ、その結果が、みんながハッピーじゃないものになったら、楽しくないじゃないですか。
だから、ある意味で制限速度を守って、いい感じの安全運転で楽しんでいけたらいいなと思います。
今や情報社会で、趣味の世界もものすごいビジネスになっている。
射幸心を煽るような世の中になっているので、ある程度は仕方ないのかもしれないです。
ただ、自分が潰れたら意味が無いので、無理をしない範囲で。
趣味の本分は「自分が楽しくなるもの」だってことを柱にして楽しみたいですね。
『適当に行け』
と、チアガールの衣装で言うギャグ一コマがありましたけど（苺ましまろは随一のギャグ漫画だと思ってます）、それが理想です。
いい塩梅ですよね。
