デスティネーションという言葉、たまに見かけることがあります。
なんだかカッコよく聞こえなくもない単語ですが、その意味は・・・『目的地』。
ちなみに、JRがやっている「デスティネーションキャンペーン」(いわゆるDC)にもこの単語が使われていますが、これは、旅行でどこに行ってほしいかを宣伝することで、多くの人にその地に行ってもらおうという取り組みだったりします。
和訳すると「行き先」とか「宛先」とか。
耳馴染みのいい言葉ですが、元々国鉄だったことを彷彿とさせるような、わりと身も蓋もないストレートなネーミングでしたね。
なんでもそうですが、旅に出てもらうにはその地を魅力的だと思ってもらい、行こう!と思ってもらえることが大事です。
大体の土地って、その地ならではの魅力があるものです。
住めば都みたいなもんで、行ってつまらないところしかないという場所もあまりないです。
ただ、あんまりよく知らない地にふらっと行って楽しめる、という旅ができる人は、ほんの一握りです。
旅行が趣味のひとつである私でも、かなり旅先をしっかり調べた上で現地に赴いたりするもの。
ふらっと旅ができるのは、なかなか上級者です。
だから、何処に行きたいかを方向付けるために、こういったキャンペーンが打たれるんですよね。
輝くものが観たい人を、そこに導く。
それをつなぐ宣伝だったり、マーケティングって、大事なんですよ。
ちなみに、デスティネーションの元々の意味は何か、というと・・・
destinate・・・
destiny
運命なのです。
私たちがどこかの地を選んで向かうのは、もしかすると運命なのかもしれませんね。