つるまうかく

群馬在住ヲタクのネット書斎

ミリオン7th『Q@MP FLYER!!! Reburn』という名の幾重もの奇跡

THE IDOLM@STER MILLION LIVE! 7thLIVE Q@MP FLYER!!! Reburn』、お疲れさまでした!
私は群馬LVにて両日参加させていただきました。

率直に感想を書きますと、『本当に素敵なライブを見せてくれた』というのが本心。
願わくば現地にいたかったという思いがないといえば噓になりますが、両日リアルタイムで参加できたことはとてもよかったと思っています。

というのも、このライブは、もちろんそれぞれの日程のライブが素晴らしかったのですが、1日目と2日目では、どこか毛色(雰囲気)が違っていて。
また、それを二日間通して観ることで、さらに大きなものをもらった気がしたんです。

 

少しだけ私情を書かせていただきますと、実は1日目しか申し込んでいませんでした。
ミリオン自体はもちろんコンテンツとして好きなのですが、担当するアイドル、志保さんと美奈子が一日目に集まっていたこともあって、コロナ後にミリオンにハマり、現地を一度も経験していない私としては、『どうしても一度は担当を現地で応援したい』という思いが強く、”単願”しました。
その目論見は辛くも破れ去り、結果として両日ともLVで”応援する”ことになります。

一日目に運よく現地に行けていた場合、翌日ってLVですら見れなかったんですよ。
なので、不思議と『現地に行けなかったために、両日見ることができた』という状況で。
そう考えると、これも巡り合わせだったのかもしれません。

Day1 ~帰ってきたミリオンと開催できた奇跡~

Day1が始まる前に浮かんだものは、大きな期待と、少しの不安でした。
コロナ後の初が野外とあって、いつもと勝手が違うだろう。
そのなかで、パフォーマンスは発揮されるのだろうか。
スタッフさん側も、不確定要素を抱えながらのライブになるんじゃないだろうか。
そんな心持ちも確かにありながら、ライブは始まっていきました。

★0曲目
 恋心マスカレード - 二階堂千鶴(CV:野村香菜子)

★衣装
話題になったガールスカウトスタイル。
「キャンプにあった衣装を…」という建前に、非常に印象的な衣装で、会場にややどよめきが起こっておりました。

2着目はポンチョ衣装。
色によって見方もだいぶ変わって、防寒着スタイルになっているアイドルも多かったのですが、色によってはとても映えるんですよね。
夜間点灯時のフードを被ったパフォーマンスではとても映えました。

★セトリ 
「Flyers!!!」から始まるのはよく見る流れとしても、序盤に立て続けに投げ込まれる
「ランニング☆ハイッ!」
「Helloコンチェルト」
「空に手が触れる場所」
といった、懐かしみのある楽曲。

「メロスケ(Melody in scape)」まで来た時に確信しました。
これは確実にいつもと組み方が違う、と。

『劇場のアイドルたちがキャンプ場で一日を過ごす』というテーマで組まれたセットリストだと紹介がありましたが、
「セトリ組んでる人、同じ?」 
など、大きなどよめきをもって評価されたセトリでした。
「ココロがかえる場所」あたりで、涙腺のライフはゼロだったような気がします。

序盤は勢いをつける元気曲が多く、中盤は雰囲気ある曲とバラードとパワーのある曲。
王道な組み方ではあるのですが、個人的には終盤に「STANDING ALIVE」のような、清涼感があって力強いんだけどどことなく安心感のある曲が入ってきたのが、今のストレスフルなご時世を反映しているのかなと思いました。

特徴的な曲は、特出しして語っていきたいと思います。

★志保さんP&美奈子Pとして、立ち位置
この二人については個別で書きますが、お気づきになられたでしょうか。
Day1のセンターにしてGlow Map『行ってきます』担当はころあずこと田所あずささん(最上静香役)でしたが、センターの左隣には雨宮天さん(北沢志保役)が、右隣には大関英里さん(佐竹美奈子役)が控えておりました。

この公演を振り返ると、この両隣の二人には、大きな役割が与えられていたように感じて、両担当Pとしてはその点でもうれしかった公演でした。

下で存分に語ります。

★Day1の圧倒的な精神的支柱だった志保さん
 志保さんを演じる天ちゃん(雨宮天さん)が歌唱したのは、全体曲以外ではこの5曲。

「アニマル☆ステイション」
「Flooding」
「Blue Symphony」
「絵本」
「STANDING ALIVE」

なお、調べていてわかったのですが、どうも今回歌った曲数は(全体のぞき)5曲で均等だったみたいですね。

アニマル☆ステイションの「にゃーん」は、志保さんPというか中の人のファンが役得だったんじゃないか説もありますが(笑)、可愛いに振り切れることなく中押しされる「Flooding」「Blue Symphony」といった強みのある曲。
野外で声の出し方などいつも通りにできない部分がある中、天ちゃんは本当にパフォーマンスが安定していたなあと思います。
だからこそこの見出しにしたのですが、本当に安心して観ていました。

Floodingとブルシンは、箱崎星梨花を演じるTrySail仲間のもちょ(麻倉ももさん)とユニゾンする場面が多くて、長年の絆をこの場でも垣間見ることができました。

「絵本」については後ほど。

「STANDING ALIVE」は、個人的に3rdの仙台公演での天ちゃんと近藤唯さん(篠宮可憐役)のデュエットが大好きなのですが、今回のメンバーにもおふたりが入っていて、さらに大関さんも入っていたので、もうホックホク顔で見ていました。

★佐竹飯店フルコォス
そして、歴戦の美奈子Pからも感想が上がっていますが、Day1についてはもう、佐竹美奈子大関英里さんが大活躍でした。

「Helloコンチェルト」のときに、少し硬い表情で、緊張も垣間見えるような感じでステージに立ってるのがわかって、久しぶりのステージで緊張しているようにも見えながら、後でそれだけでなかったことがわかります。

そして中盤の起爆剤に使われた「Melody in scape」、本当にもうメロディが流れてくるだけで感極まるものがあって。
相方を務める駒形友梨さんの歌唱力の高さには定評がありますが、今回は駒形さん自身もいろいろ背負うものがあって気合十分だったところ、大関さんがそれに負けないパフォーマンスを発揮したんですよ。
本当に、あの"競奏”は素晴らしくて。
未だにDay1のハイライトとしてありありと思いだせるくらいです。

そして、彼女自身の代表曲である「SUPER SIZE LOVE」。
更に、披露が叶わなかった渡部優衣さん(横山奈緒役)とのデュエットユニット、Jus-2-Mint(じゃすみん)の「Super Duper」につながります。

ほぼすべて違う曲調。
個人5曲目の「STANDING ALIVE」も、ライブでは歌ったことがなかったはずです。

大関さんは、最後のMCで、
『今回のライブは、私にとっては挑戦だった』
という心境を、涙をこらえながら、詰まりながら、語ってくれました。

1stからの成長について語られる”ミリオンの成長”の代名詞でもある大関さんが、こんな状況の中でも、壁にぶつかって、このパフォーマンスを発揮してくれた。
それは大きな勇気だったし、後になってこれだけの活躍だったということを実感して、とてもうれしくなりました。
最初は緊張していたおおぜきさんも、終盤には本当ににっこりしていて、パフォーマンスも素晴らしいものが出ていたのが見ていてうれしかったです。

それと、Thank You!での投げキッスがですね・・・(うわごとのように)

★りえしょn…村川梨衣さん?
りえしょんというか村川梨衣さん(松田亜利沙役)がびっくりするくらい可愛かったです。
いや、もともと可愛い方であるのには違いないのですが、どうやらメイクの関係でかなり舞台映えがすごかったみたいで。
ツインテに、更にポンチョスタイルになるとそのポンチョが赤いゴスロリに見えてくるんですよ。
ローゼンメイデンの真紅だなあと思いながら眺めていました。

喋るといつものりえしょんで少しほっとしました。

★待ちぼうけのLacrima
この曲も、まさか来るとは思ってなくて、不意打ちでやられました。
ミリオンの中ではトップクラスに好きな、歌唱力に長けたメンバーから紡ぎ出される、めっためたのバラード。
暗くなった空の下、歌われる待ちぼうけのLacrimaは、圧倒的でした。

★「絵本」
絵本については、天ちゃんが最初から最後まで堂々と歌っていて安定感がありました。
そして、ここで特筆したいのが、デュエットの相手として入った、桜守香織役の香里有佐さんのことです。

絵本って、志保さんのソロ曲で、曲そのものがストーリーになって、完結してる曲なんですよ。
だから、それをデュエットでやることって、既に出来上がった世界観にマドラーを突っ込むような形にるわけで。
もし私がその立場だったら、足を踏み入れる自信がない。
だから私は、あの役割を引き受けてしっかりと務め上げた香里さんに、惜しみない拍手を送りたい。
つらいと思う、逃げ出したいと思う。
私も、「こーりー、がんばれ、がんばれ・・・」と、何度心の中でつぶやいたことか。
でも、結果出来上がったステージは、とても素敵で、絵本の世界観を守るものだった。
香里さん、ありがとうございました。

そして、天ちゃんが感情を込めすぎずに安定してい歌っていたのも、香里さんのプレッシャーを思って、デュエットしやすいようにといった配慮だったのだと思います。
素晴らしい、デュエットでした。

★流星群
愛美さん(ジュリア役)のギターにあわせてアカペラで流星群を歌う桃子(渡部恵子さん)。
劇場ではそのアンバランスさと、おそらくドラマCDを知っていたPが声を漏らしていたのだと思いますが、絵本の後の衝撃がこれでした。
ご存知の方もいるとは思うんですが、恵子ねーさまも本来桃子みたいな歌い方というよりは流星群が普通に歌えるくらいの歌唱力なんですよ。
それが(桃子としてではありますが)発揮された一曲でした。

駒形友梨さん
「野村、見てるー?
 私頑張ったよー!!」

べーせんと呼べばいいのか、ゆりりんと呼べばいいのか、おべいなのか、未だに安定していない駒形さんですけれども、いつも歌すごいなあと思って観ているものの、この日は一段と気合いというか鬼気迫るものがあって。
それが最後にわかるんですよね。
ライブをお休みした野村香菜子さん(二階堂千鶴役)を背負ってのライブだったことが。

あのMCにはみんな笑いをこらえたのですが、笑い泣きせずにはいられませんでした。
ゆりりん、おつかれさま。

★アンコール
声が出せないので、アンコールは拍手でしていたのですが、ライブビューイングで見ていると、中央で火が燃えていることも相まって、現地の拍手がキャンプファイヤーの火が燃えるパチパチに聞こえて、とてもエモかったです。
なお、野外であの広さの会場なので、音のタイムラグもあるから、拍手は絶対に揃わないんですよね。
だからこそそう聞こえたんだなあと思って、そこにもエモさを感じました。

★Thank you!
アンコール曲は、UNION!!かなあと思っていたんですよ。
完全に不意打ち。
でも、納得の不意打ちでした。

このような状況で、ライブをさせてくれてありがとう 。
ライブをできるところまで引っ張て来てくれてありがとうの気持ち。
ライブを行う側からの、コンテンツを続けていく側からの、プロデューサーへの感謝の思いなんだな、と受け取りました。

このアンコールに対して、Pの側からも「こちらこそありがとう」という声が上がっていて、この関係性っていいなあ、と思いました。

★LVの一体感
リアルタイムのライブビューイングに参加したのは今回が初めてだったのですが、LVの一体感が思った以上でした。
一緒に見るとはいっても、みんな思い思いに見るから、統制はそんなに取れないだろうと思っていました。 

ところが、ペンラは揃うし、ちょっとした振りも揃うし、拍手も揃う。
あの一体感は、会場とほぼ同じだなあと思って。
配信ライブの時に感じた一体感の醸成の難しさですが、それはLVでは結構解消できるものなんだなと思いました。
現地に行けない場合でも、LVがある場合は選択肢に入れたいなと思いました。

一緒に見てくださったプロデューサーの皆様、おつかれさまでした。

Day2 ~澄み渡ったボロ泣きの日曜日~

二日目は、前日と違って明らかな違いがありました。
ひとつは、前日の後援がもたらしてくれた、『この環境でも思う存分のライブができるぞ!』という安心感。
その成功があったから、プロデューサーもDay2に期待ができたし、スタッフ陣にとっては私たち以上に「よし、行ったれ!」という気持ちになったかもしれません。
そして二つ目は、晴れ渡った青空。

2日目のステージには、1日目からの"ギフト"があったように感じられました。

 ★0曲目
 Beat the World!! - 舞浜歩(CV:戸田めぐみ) 

★セトリ

2曲目に「サンリズム・オーケストラ♪」が来た時点で、「あ、今日も大丈夫だ」という謎めいた確信が生まれました。

美奈子曲でもある「ドリームトラベラー」が来たりして、それ今日来るー?と思いながらも、やっぱり好きな曲なので体は自然と動きました。
「Raise the FLAG」や「インヴィンシブル・ジャスティス」など、キャンプでそれやる?という楽曲が放り込まれたりもしましたが、それでもおおむねはテーマどおり。
前述の2曲は、どちらかというと今の時代に立ち向かっていくミリオンの姿勢が示されたような曲だったのかもしれません。
(のちに『富士山の山頂に旗を立てる歌だよ』という解釈を聞いて、なるほどと思い増した。)

何曲かは個別に触れていきます。

★乙女ストームという大旋風
序盤に放り込まれた”乙女ストーム”。
こんな序盤で?!

正式にはユニット”乙女ストーム!”の「Growing Storm!」なのですが、私がミリオンの履修をはじめたかなり早い時点で知った曲で、タイトルもユニット名もろくに覚えず曲から入ってしまったので、未だに『乙女ストーム』と呼んでしまっているのです。

やたら歌唱力の高いメンバーで構成されているなあ、りかさん以外全員ソロデビューしてるじゃん、と思いながら圧倒的な歌唱を食らったのですが、よくよく後で確認したらこれがオリメンなんですね。
本当に強すぎる・・・

『未来の風はいつだって私たちに向かって吹く』という部分が大好きで、”吹く”のところで僭越ながら振りコピめいたことをしたりしました。

阿部里果さん
「ミリオンDay2の起爆剤」となった、Vo力団(ボーカル力が高いメンバー)の一員。
真壁瑞希役を務めております、あべりかさん。
2日目のメンバーでは瑞希を応援している部分もあったので注目して観ていたのですが、やっぱりこの人の歌唱力はとんでもなくて。
ただ、今回については、少しプレッシャーを感じていたのか、若干緊張しているように見えたり、感極まってるなと感じる場面もあったのですが。
野外であることを臆せずに放たれるパワフルで音域をコントロールするような歌唱は、間違いなくライブを支配していました。
表現の観点では、もっと評価されてもいいんだよなあと思います。

「引き上げ時に瑞希P(女性)を口説いていた」という話を後に聞いて、そちらも安心しました。

★成長を遂げたLOVER

望月杏奈と七尾百合子のカップリング、”あんゆり”。
今回のライブでは、この二人のキャストである夏川椎菜さんと伊藤美来さんという組み合わせでの歌唱がかなり目立ちました。
個別の5回の出番中、なんとこの二人の組み合わせは、3回。
運営側も、今回のライブではほぼ二人一組として考えていたように思います。

そしてその二人の組み合わせがいかんなく発揮されたのが、二人のデュエット曲である「成長Chu→LOVER!!」。
とはいえ、二人ともソロでも活動しており、以前に比べて成長が著しくて、歌唱もダンスもキレッキレ。
もはや成長中どころか”成長後”な圧倒的なパフォーマンスで楽しませてくれました。

★ナンちゃん(夏川椎菜さん)
どこで書こうかなと考えながら、あんゆりが出てきたのでここで。

今回、ナンちゃんはかなり重要な役割を任されているように感じました。
確か、立ち位置もぴょんさんの左隣じゃなかったかな。
前述の成長Chu-もそうですが、「NO CURRY NO LIFE」や「dans l'obscurité」では重要な役どころを務め、「Marionetteは眠らない」では、いつももちょが担当する部分(※もちょもオリメンではないけど歌い慣れ過ぎている)を歌い上げていて、自らの歌唱力をいかんなく発揮していました。
ダンスもキレッキレながら整っていて、終始落ち着いて堂々としている印象だったんですよね。
MCも慌てずしっかり回していたりと。
「応援ください」の話題なんか、あそこで入れるのは流石ナンちゃんだなと思いました。

やはりここ2~3年の間でソロ活動が盛んになってきましたし、他の方の感想であったのが、「ライブがやりたくてもやれない悔しさを感じているから、ライブに向けてのその積み重ねがこのステージで発揮されたのではないか」という部分。
TrySailの鎹”を自称しながら自らを地道に積み上げてきて、今やTrySailの実質的なエンジンとも呼ばれる彼女の日頃からの頑張りが、今回その成果を発揮する場で披露された、ということなんじゃないかと思って、そういう形で評価する声が大きかったのはとても嬉しいな、と思います。

★綺麗なクリアスカイ
あっしゅ・しーまること角元明日香さん(島原エレナ役)のソロ曲に、ユニット”Cleasky”で相方を務める宮尾美也役の桐谷蝶々さん(ちょっちょさん)が参戦しての「ファンタジスタ・カーニバル」。
二人の、自由で元気かつ時間に流されないのんびりとした世界観にあった歌唱に身をゆだねていたのですが。
間奏でちょっちょさんが
「今日は綺麗なクリアスカイですねー」
というお言葉を発しまして・・・

今回のセトリには、結局Cleaskyとしての曲はなかったのですが、このやりとりがじつにCleaskyらしくて、心があったまるし涙腺が緩むエピソードでした。

あっしゅはなんだかんだでちゃんとエレナしてるのがいいんですよね。
ステージ上でキャラを演じるのがどういうことかをよくわかっているなあと思います。
また、最後のMCでの少し予防線を張りながらの「野村への一言」は少しこじらせてる感もあってよかったです。

ちょっちょさんはとにかく安定感。
突飛なパフォーマンスは取らないんですけれども、音程は一切外さないし、ダンスについても最低限のところをしっかり守っているなあというのが伺えて、こういうキャストさんが一人でもいると、他のキャストさんも安心だろうなあと改めて思いました。

★控え室でバレーボールをしてはいけません!
アップテンポのおバカ疾走曲「ビッグバンズバリボー!!!!!」を務めたのは、まさかの両方ともオリメンではない春日未来役山崎はるかさん(ぴょんさん)と、サンクスですーのロコ役中村温姫さん(あつひめ)。
この二人が、ガチでタイマンしているかのような構成で披露されたのですが、これとにかく熱かったですし、楽しかったです。
エンターテイメントはかくあるべきだよ、というお手本みたいなステージでした。

ぴょんさんは今回も圧倒的春日未来でしたね・・・
あつひめは、今回参加できない二人の色のシュシュを背負ってのステージということで、本当に随所に気合が入っていたと思います。

★エタハモ
そして中盤にやってきた「Eternal Harmony」。
安心感しかない、楽しさ極振りの楽曲。
キャストさんもみんな楽しそうで、その楽しさが画面越しでも十分に伝わってきました。
でもこれ現地で聞きたかったなあという曲でもあります。

種田梨沙さん
田中琴葉役の種田梨沙さん。
病気療養もあって注目されたりもしましたが、ミリシタでの復帰を経て、現在は『厄介エレナP』としても評価を上げています(?)。

種ちゃんに関しては、ライブ直前にInstagramのほうで、「不安に思うかもしれないけど、できる範囲のことを精いっぱいやります」的なメッセージを上げていて、もしかするとどこか不安なところがあるのかな、と心配していました。

で、実際にそのパフォーマンスを拝見して。
某ゾンビコンテンツで、ダンスを相当磨いたのか、ダンスがキレッキレ。
それに加えて、ご本人も本当に楽しそうにステージの上に立っていて。
躍動する委員長としてさらに成長した姿を見せてくれて、うれしかったです。

末柄里恵さん
エタハモつながりで、豊川風花役の末柄さん(すーじー)のお話も。

今回の公演は最初から最後まで明るく調子がよさそうというか、生き生きしてたんですよね。 
感極まって泣き出しそうな気もしていたりしたのですが、そんなことはなく、堂々とあの場を楽しんでいた感じがしました。

★ジレハ
”約束された伝家の宝刀”こと「ジレるハートに火をつけて」。
今回もメンバーが勢ぞろいしたことから、『確実に来るぞ・・・』と言われていました。
登場シーンが、まさかキャンプファイヤーに火をつける形で来るとは思いませんでしたが、会場にしてもLVにしても、相当な盛り上がりを見せました。

★瞳の中のシリウス
『来てしまった・・・』と、イントロが聞こえた瞬間に若干突っ伏しかけました。
キャンプで星空を見上げるとなったら、来ない方がおかしい。
こちらもミリオン屈指のバラード曲です。

しかも、今回は歌い出しがあべりかさんだったんですよね・・・
他のメンバーも安定のたかみなに精神的支柱ぴょんさん、優しい世界観を出すマイスターのすーじー。
とてもいい布陣でのシリウス

野外なんですよ、これが披露されたのは。
そんな情景も相まって、ものすごく心に響きました。

★リフレインキス実装
LV会場もどよめきました。

★Glow Map
もう驚くことはないだろうなあと思って、未来ちゃが「行ってきます!」するものだと思っていたら、 「行ってきます!」したのがうえしゃまでビックリしました。
未来のつもりでピンクを振っていたらうみみのピンクだった。

★心に残ったMC① うえしゃま(上田麗奈さん)
完全にうみみ(高坂海美)ではなく上田麗奈さんに戻ったうえしゃま。
うえしゃまのMCが心に響いたのは違いないんですけど、全然明確には覚えていないんです。
でも確か、『心と心が絆として繋がっていれば、ずっとこの関係性も続いていける』的なお話をされていて、その通りだなと深く思いました。

★心に残ったMC② 藤井ゆきよ
今、思い出しながらも泣きそうになって、まるで「泣いていないからね!」と言い張るゆきよ様のような感じで、「にひひ」と言いながらこの文章を書く羽目になっています。

『みんな、この2年間、どうしてた?』

今にも言葉に詰まりそうなゆきよ様の口から零れ落ちた、それは儚く、しかし痛烈な、一言。
ハッとさせられました。
声優さんには、一言で心を動かしてしまう、素晴らしい才があると、私は思います。

きっと、みんな、嫌なことがあった。
ステージに立つ人も、それぞれの場所で戦うプロデューサーも。
そして、辛くなったときは、自分の心の中の大事な人やものと相談しながら、何とか乗り切ってきたはずで。

自分の中の恵美に話しかけながら、苦しいことも辛いことも、この2年間乗り越えてきたゆきよ様。
ゆきよ様が、本当に、所恵美と二人三脚で歩んできたのがわかる、名MCでした。

ああ、うまく書けないのがもどかしい。

あとは、照明さんに指示を出したりと、らしさ満載でした。

最後に、杏奈の名言をナンスから借りて、
「応援ください!」
と言っていたのも、ゆきよ様らしかったです。

応援するよ!!!

2日間を振り返って

去年に比べて、7thライブへのモチベーションって、どうだったんだろう。
去年は、Day1がアソビストア先行で当たっていました。
反面、今年は外れていて。
そして結局、東京も緊急事態宣言が出たままで、ライブができるのかどうかわからず。
『Day1をLVで見る』ということは決めていたのですが、連日見るつもりは、当初はなくて。
ただ、緊急事態宣言下でも東京でライブはある程度までできる、という流れになって、じゃあ2日間とも見たいなあと思って、スケジュールを若干見直して、見に行ったんですよね。
なので、今嬉々としてキーボードを打っているような、そんなテンションではなかったんです。

でも、自分の中で、少し前からモチベーションが上がっていって、期待モリモリ、不安少しといった形でLVに向かうことになりました。

結果、とてもよかった。

今回のライブは、当たり前にできたものではなくて。
色々な人の頑張りがなかったら、この日はなかった。
LVで見ていると、色々気付く点があったりもします。
ややもすると、それはあら探しみたいにもなりかねなくて。
でも、そもそもが、開催されることが奇跡で。
奇跡が幾重にも重なったからこそ、開催できたんだよなと思いましたし、それは多くの人の頑張りの上に成り立っているんだよなというのが、よくわかりました。

関係していたと思しき衣装スタッフさんのお話にもあったのですが、
「この厳しい状況下の中」
そう、とんでもなく大変な状況で、このライブは行われた。
そのことは、重く、大切に考えなければならないなと、改めて思います。

 

ミリオンライブって自分にとって何なのかというと、カッコよく一言で言い表すことはできません。
言い表そうとすると、きっとどこかにごまかしや嘘が出てしまう。
ただ、心から言えるのは、

ミリオンのライブは、本当に楽しい。
ミリオンの楽曲もいい曲が揃っている。
キャストの皆さんがアイドルを演じようと努力する姿からは勇気をもらえるし、自分もがんばろうという元気をもらえる。

それは、本心なんです。

だから、これからも、ミリオンライブという素敵なコンテンツを追っていきたいなと思っています。

 

結局、まとまらない文章になってしまいました。

 

出演者の皆さん、スタッフの皆さん、プロデューサーの皆さん、本当にお疲れさまでした。
そして……Thank You!