つるまうかく

群馬在住ヲタクのネット書斎

ミリラジで窺えたライブでの配慮

ミリオンラジオを聞いて。

いろいろ、大変だったんだなあと感じました。

いや、うすうすとは分かっていました。
演者の皆さんから、ライブ前に、大変だけど頑張っていますとか、体がなかなか動かないとか、そういう話がけっこう聞こえてきてはいて。

それが、終わったあとに、実際に演者さんの口から語られると、ますますその重さが伝わってきました。

よく考えてみれば、当たり前なんですよね。
”アイドル(アイマスなのであえてこう表現します)”の体力面の話は、ある意味ではスポーツ選手のそれと近いものがあって。
一年歳を重ねれば、きっとそれだけ体も動きづらくなる。
ライブが一年延びるということは、そういうことなんです。

また、歌手や声優も同じ事です。
声優は体力仕事だと言われますけど、それは本当で、それだけ声帯を酷使している。
声帯もひとつ歳を取る。
一年後に、同じパフォーマンスをすることが、どれだけ大変なことかを、改めて考えさせられました。
声優さんも、時間を無駄にできない仕事なんですよね。

 

そして、色んな話も聞こえてきた、”ソロ曲を複数で歌うこと”について。

私は、
『会場が広いから、音が遅れることを想定して、複数で歌ってそれをカバーする』
ことが目的であろうと思っていました。
そして、副次的な要素として、二人以上で歌うからミスも目立ちづらいだろうと、そんなメリットもあるんだろうなと考えていました。

ただ、ミリラジの中で、こんな会話があったんですよね。
『失敗しても一人の責任になるソロ曲は全くなかったよね』
と。

おそらく、今回の運営にとって、最大の複数で歌う目的は、こっちだったんだな、と思いました。
久しぶりのライブで、緊張する人もいるだろう。
一人あたりにかかるプレッシャーは、相当なものだろう。
だから、それを少しでも軽減するために。
ふたりで歌ってもらおう。

 

今回のライブは、きっと私達が思っている以上に、相当大変だったんだろうな、と思います。
そして、運営側は、私達が思っている以上に、演者の皆さんのことを大事に考えて、ステージを作った。

それは、ファンにとって、とても有り難いことだなあと、感じました。

 

今月の最終週には、7thライブの再編集版の上映会が行われます。
とても楽しみです。
もう一度、ミリオンの『真心』を楽しみたいと思います。