つるまうかく

群馬在住ヲタクのネット書斎

これがほしい

最近、イベントが現地で開催されることが増えてきました。
それに伴って、これまではコロナでNGとされていたこともほんの少しずつ戻ってきて。
キャストの皆さんを直にお目にすることができたり、またファン活動では素敵なフラスタを見ることができたり。
当たり前だったことが、当たり前ではなくなった世界で、それぞれの立場で皆さんが、試行錯誤をしながら、少しずつ現実を取り戻してきているなあと思います。

反面コロナ後に、様々な技術やツールが一気に活用されるようになって。
たとえば、SNSの活用拡大やオンライン配信などが最たる例ですけれども。
いろいろ、変化した部分もあるなあと思います。

今はまだ制限されている部分でも、ゆくゆくは解除になるのかなというところもあって。
ライブでの声出しや、100%キャパでの実行は、時間がかかるかもしれませんが、きっと必ず復活してくると思います。
それは、ファンもそうですし、キャストの皆さんから出ている声でもそう感じて。
演じる側としても『お客さんが目の前にいることは大事』というお話しを、何度も、何度も聞いて。
これはたぶん、もしファンが何も言わなくても、演者サイドからでもそういった話は広がってくるんだろうなあと思ったりします。

 

一方で、最も変わったのは、ビジネススキームかもしれません。
そう、今でも『洲崎西』の冒頭で読み上げられるアレです。
わかりやすく言えば、”収益を上げるための仕組み”。

 

ネットでいろいろ購入することが増えました。
気軽に買えてしまうので、物を買いすぎてしまう、課金が止まらないなどの弊害もあって。
最初の頃は、ネット関係のビジネスは『採算が取れない』という発信があったりもしたのですが、個人的な感覚だと、これは本当に儲かってるところもあれば儲からないところもある感じで二極化しているのかな、と思います。

実際の会場がいらなかったり、実物を用意していたのをデジタルで用意できるなどで、突き詰めていけばわりとコストは減り、うまくやっていればわりと収益化できそうな領域なんですよね。
なので、その形でのビジネスも、並行して継続されそうだな、と思ったりもするのですが。

そういった形に移行してしまったものって、元に戻らなかったりするんですよね。

なかなか難しいところだなあと、思ったりします。

 

何も、全部コロナ前に戻ったらいいねと思っているわけではないのですが、ファンになっているコンテンツだったり、人がやっていることって、意見が言いづらいじゃないですか。
でも、きっと「これは実際に現地イベントがほしかったなあ」とか、ネットじゃないほうがいいなあとか、そういうのってあるじゃないですか。
そういった要望みたいなものは、何らかの形で伝えていった方がいいんだろうな、と思ったりもします。

 

ファンどうこうで、コンテンツの動きを左右できるわけではないのですけれども。
演者がいて、ファンがいて初めて成立するコンテンツだとしたら、『これがほしい』は言っていいのかな、と思っています。