つるまうかく

群馬在住ヲタクのネット書斎

居心地のいい空間

楽しい空間にいると、楽しい。
なんだか政治家の言い回しみたいになってしまいましたが、事実そうで。

自分が所属していたい場所とか、好きな場所ってあるじゃないですか。
そこに入れたら幸せだなって場所。
でも、実際にそこに行ってみると、「なんか違う」と思ってしまったり、好きなのに「しんどい」と思ってしまうことがあったりする。

それはたぶん、自分の思いだけで考えているのが理由なんだと思うんです。
自分の頭の中の理想と、現実にはやはりギャップがある。

夢だけを背負って臨んだ場所にたどり着いたのに、現実を突きつけられて夢破れてしまう。
そんなことも、あると思います。
私も経験したことがあります。

 

居心地のいい空間は、必ずしも夢を追いかけてたどり着いたとか、そんな大それたものではないんですよね。
自分が選び重ねてきた人生の先で、たまたま行き着いて、たまたま心地が良かったからそこに所属した。
実はその場所の理念とか目的が好きというわけではないんだけれども、空気感とか、そこにいるメンバーが好きでそこにとどまっている。
そんな感じだったりするんじゃないかな、と思います。

 

私も、好きなものとは別のコンテンツに居心地の良さを感じていたりしますし、その理念とか、目的はすでに私の中にはなくなってしまったけれども、その空間やつながりが好きだからまだそこにいる、みたいなものはあったりします。

でも、それでいいんだと思うんです。

無理に、好きな場所に行かなければいけないわけでもない。
所属したい場所にいなければいけないわけでもない。
もし、そこにいることが自分にとっての”戦場”になってしまうのであれば、身が休まらないです。

居心地のいい場所で生きる。
そんな生き方も、いいのではないかと。