つるまうかく

群馬在住ヲタクのネット書斎

贈れなかったフラワースタンド

久しぶりにフラワースタンドの準備をしています。
じつに2年ぶり。

 

私は楽屋花をメインで考えているので、フラスタを贈るケースはあまり多くありません。
祝い花を贈ったイベントはだいたい50回くらいで、そのうち、フラスタを贈ったのは約10本。
重要なイベントとか、お誕生日に絡めたイベントだったり、そのイベントが出演者にとって大きなターニングポイントになると思ったイベントだったり。
そういった感じでお贈りすることが多いです。
コンテンツでいえば、圧倒的に『温泉むすめ』が多いですね。

 

2020年の前半、私はフラスタ企画を3つほど進めていました。
どれも、色々な思いがあってのお花で。
どれも、コロナが流行する前に出そうと思って、動いていた企画でした。

あるお花は、代金もちゃんと振り込んでいたのに、直前でイベントが中止になってしまいました。
返金なんて考えていなかったのに、そのお花屋さんは、振込手数料を差し引いたほぼ全額、返してくれました。
泣きました。

あるイベントでは、最初はお花が置けなさそうだったのを、調整してしていただき、おいていただけることになりました。
しかし、コロナが流行して、イベントが中止になりました。
でも、それで終わりませんでした。
イベントは中止になるけれども、現地で生配信をやるということになって。
その配信になら、お花を出していいよ、と言ってくれました。
残念ながら、その生配信も、コロナによってなくなってしまいましたが。

 

フラスタ企画は、軒並み、中止になりました。
同じように企画していた、楽屋花の企画も。
でも、「参加します!」と言ってくださった皆さんは、逆に主催の私を気遣ってくださる方が多くて。
ありがたいなあと思うとともに、この思いをお花に込めて、届けたかったなあ・・・と。
今でも、そう思っています。

少しづつだけど。
少しづつでも。
祝い花を受け入れてくれるところが、増えてきています。
それは、番組に送ったり、事務所に送ったりと、前と同じような形ではないけれど。
それでも、お花は「受け取る人」がいないと成り立たないから、受け取る側もしっかり、受け取ろうと思ってくれていて。

イベントは、まだ難しいところも多いけれど。
知る限り、東山奈央さん、山崎はるかさん、サンドリオンでは、受け入れてくれていたみたいで。
祝い花の大切さを知ってくれている方々ですよね。
本当に、ありがたいとしか言えないです。

 

私は、好きでお花を贈る企画をしている一人です。
プロでもなければ、類稀なるデザインセンスがあるわけでもありません。
ただ、何かあるとしたら

”隙あらばお花を贈ろう”

というスタンス。
これはありそうです。
決してほめられた能力じゃないですけど。
「それ、贈れないだろ」と一笑に付されたお花を何度となく贈ってきたので。
そのスタンスは、できるだけ持ち続けて、やっていきたいな、と思います。