つるまうかく

群馬在住ヲタクのネット書斎

熱中することと、ほんとうのこころ

何かに熱中してるときって、楽しいんですわ。
趣味はもちろん、それが仕事であっても。
仕事なんてヤなことしかないじゃんと思ったりもするのですが、その中にも稀かもしれませんがやりがいはあって。
そのやりがいは、イベントや企画などの華々しいものとは限らず、地味なタスクだったりする。
それは、傍から見たらつまらないことかもしれないんですけど、当人は嬉々として、高いテンションで進めていたりするものです。

そして、何かに気分が乗っているときって、他のところにも気持ちが波及するもんで。
何かに熱中しだすと、違う分野のことにまで熱中しだすんですよね。
だから一気にやることが多くなって。
普通に考えたら、それを処理するのに時間が必要になって、大変になると思うのですが。
熱中していると、そんなことお構いなしに、それを大変と思わない。

中毒とか、”ジャンキー”とか、昔はよく言いましたけど、
まさにそんな状態なんですよね、熱中している瞬間って。

 

熱中して、思うがままに動く。
それは、冷静に考えたら、効率は悪いかもしれません。
でも、その時の感情って、とても大事にしたほうがいいなあ、と思っています。

全体で見たときに楽しいことって、その中の細部をやっているときに、ちょっと辛いなとか、しんどいなと思っても、「楽しいことをやってるんだから楽しいと感じなきゃ」と思ってしまったりするじゃないですか。
たぶん、自己暗示をかけて、その物事を嫌いにならないようにって思ってるんです。

その「ちょっと辛いな」「しんどいな」って思いって、結構なメッセージで。
そう思いながらタスクを進めているのって、きっと負担に感じる要素の一つなんです。
何が何でも投げ出すわけにはいかないですけど、そう感じることがあったとしたら、そのつらさやしんどさを受け入れていいと、私は思うんですよね。
少しだけ息を入れて休んでいい。

 

人間はコンピュータじゃないので、もう少し心に正直になっていいんだよなと、これは自分にも言い聞かせながら、思ったことでした。