つるまうかく

群馬在住ヲタクのネット書斎

駒形さんと持ち番組と愛称と

誕生日なのに分析めいた内容になってしまいました。
なにはともあれ、駒形友梨さん、お誕生日おめでとうございます。
30代はいいぞ。

 

私が駒形さんを知ったのは、だいぶ遅かったです。
流れとしては、「(当時)スペクラの人なんだー」という認識が強かったですかね。
何かの声優雑誌で特集が組まれていて、それが多くの情報を知った最初のタイミングだったと思います。
ちょうどマエレナ(前田玲奈さん)からライブドックを引き継いだ頃だったでしょうか。
この時点で、駒形さんのニックネームは
”駒形ベイブレード友梨先輩”
ご本人が自ら名乗っているニックネームということで、これが定着し、縮めて「べーせん」「べい」「おべい」「べいちゃん」「べいべい」といった略称が盛んに使われていました。
御本人納得のニックネームでしたが、私はなにか名前にとっつきづらさを感じてしまっていた、そんな記憶があります。

 

セカンドインパクトとしては、2020年にもなって私がはまった「アイドルマスター ミリオンライブ!」。
2013年からあるコンテンツですやん、というのは置いておいて。
漏れ聞こえている話(トモカラなど)から、「歌がうまい」というのは知っていました。
ただ、私はここで高山紗代子の洗礼を受けることになります。

「君想いBirthday」
「vivid color」
「Only One Second」

特に、前の2曲を聞いた時の私の心の動きはこちらです。

聖子ちゃんかな?

聖子ちゃんだ…

(以上、実際のTwitterのつぶやきから) 

ただ、歌唱力が高い、というのでは片づけられないんですよね。
伸びのある高音と、力強く、ところどころ弱さも感じる緩急自在さ。
そして、聞く人の心をひきつけるんですよね、駒形さんの紗代子は。

 


とはいえ、パーソナルな面にはそこまで触れる機会がなく。
ミリオンの特番でも、”的確に暴言を言う”みたいなところがクローズアップされているくらいで。

それが大きく変わったのは、4月からセカンドショットちゃんねるで始まった新番組、「まぁたんゆりりん」でした。
この番組では、これまで印象付けられた駒形さんのパーソナルも発揮しながら、わりと素直な人となりも見えて。
何よりこれまでと大きく違うのが、駒形さんの呼ばれ方が『まぁたん』だということ。
Machicoとゆりりんの関係性の近さからなんだと思うんですけど、この近い呼び方が、視聴者とも関係性が近くなっているような、そんな気がして。
この番組ができてから、なおさら身近に感じるようになったんですよね。

 

何と呼べばいいかわからなかった私が、「ゆりりん」という呼びやすい愛称が生まれたことによって、とても気軽に話題にできるようになった。
これは大きな変化だったなあと思います。
ゆりりんって、あれ普通に他意なく使ってるんですよ、煽りでもなく。
 

人の個性は、たぶんそんなに変わっていくものでもなくて。
年齢を経て変わっていく部分はあるものの、きっと今からさかのぼっても、軸ってそんなに変わらないんだと思います。

ただ、置かれた環境で、その見え方が変わっていくことは往々にしてある。
様々な打算の上に成り立っている今の世の中ですから、それは運とか、めぐりあわせといった、ふんわりとした言葉でしか説明ができないのだけれども。

 

ということで、愛称一つで、人の印象は変わるという話でございました。
見られ方ひとつで評価が変わってしまうというのは、その対象になる人にとってはある意味失礼な話なのかもしれないですけれどもね。
それでも、できる限りいい部分を探していきたいものですね。