つるまうかく

群馬在住ヲタクのネット書斎

「続ける」ということ

先日、YouTuberのHIKAKINさんが、自身のYouTubeチャンネルの登録者数1,000万人を達成しました。
私はHIKAKIN自体をそこまでよく知らないのですが、1000万人登録を迎えて、ご本人はその理由を
「10年間継続してきたからこそ達成できた」
と話していました。

10年間、プライベートな時間はほぼなかったそうです。
それでも、それをやることが何かのためになると信じて。
それで積み重ねた10年間だったんだそうです。

 

「ワンチャン」という言葉が一時期流行ったように、『YouTubeドリーム』とか、『ネットドリーム』とか、後者の言葉は勝手に思いついたのであるかわからないですけど、何か一つチャンスをつかんで、一気にスターダムにのし上れる時代でもあると思うんです、今は。
ただ、傍から見ると一気に人気が出たように見える人でも、そこまでに地道に努力を積み重ねていたり、実はコツコツと人気の下地を作っていたりするんですよね。
よく言われる、「Lifetime Respect」が大ヒットした三木道三が、世間では”一発屋”という認識なんだけれども、レゲエの分野では長いキャリアを持ったベテランだった、とか。
クラシックでも、「カノン」が有名な”世界の一発屋パッヘルベルも、カノンが有名になりすぎただけで、他にも重要な作曲をしたり、オルガン奏者として名高かったり。
「一発に見える」だけで、下地はあったりする。

 

身近なところでも、温泉むすめ好きが高じて「その温泉地を盛り上げる」と言っていた人がいました。
最初の頃はたぶん言っているだけのように見えたんですけど、結果的にそこでファンメイドのイベントを主催したりして、本当にその「盛り上げ」を実現していったんですよね。
私の知る限り、そこで4年くらいの時間が流れている。
そのくらいの期間言い続けて、できるかわからないけれども動き続けるということが、何かを実現することにつながるんだなと。
言い続けるという言霊は前向きな結果につながるんだなと思わされました。

 

「継続は力なり」と言います。
小学生くらいの時に知る言葉だと思います。
かつて、その意味が分からなかった。
けれども、今ではなんとなくわかる気がする。

やりたいことがあれば、それを声に出して言い続けること。
無謀な願いでも、言い続けること。
馬鹿にされても、言い続けること。
そして、それが無駄になってもいいから、何か動くこと。
それを実現するために何をすべきかを考えること。
その前向きな動きを、続けること。
継続すること。
あきらめずに、やり続けること。

 

馬鹿にされるかもしれない。
ピエロに見えるかもしれない。
でも、実現したら、それはきちんとした成果です。

 

最近目や耳にした色々な出来事から、そんなことを学びました。
その大事さを忘れずに、自分がやりたいと思っていることを、少しずつやっていきたいと思います。