本当に大したことない話ですけど。
趣味って、本当に楽しんだもん勝ちだなって思います。
今はわりと”事前告知”型とか、何かあるぞと匂わせてうわああああと盛り上がる”サプライズ”型とか、そういうマーケティングが主流で。
確かにそういったサプライズがあると、私達も意図しなかったことになるので思った以上に気分が高揚して、さらに熱狂が過熱するとか、そういうものがあったりするんですけれども。
その裏返しで、色々な発表にビクビクしながらだったり、「この時期にはこのイベントがあるはずだから・・・」という感じで、本当はそこまで考えなくてもいい趣味の話を、ある意味スケジューリングして、ややもすると仕事に準じるような扱いで”取り組む”感じになってしまっていることも、あるんじゃないかと思うんです。
だからこそ、「推し事」みたいな言葉が生まれたんだろうなあと思うんですけどね。
もちろん、それを否定するわけではないのですが。
あんまり意図しなくて、フラっと触れたものが面白かったり。
期待していなかったものが予想外の面白さを呼んだり。
SNSで共感を図る類のものじゃないけど、自分だけで楽しんだり。
そういう楽しみ方も普通でいいと思うし、時にはそれが予定していた趣味を凌駕することもあっていいなあと、思ったりもするんですよね。
たぶん、自分や生活に余裕があると、それができるんだと思いますが、残念ながらそんなに余裕はありません。
ただ、そういう楽しみ方は、私は好きだなあとおもいました。
