つるまうかく

群馬在住ヲタクのネット書斎

愛を感じる旅路~TrySail Live Tour 2021"Re Bon Voyage" 感想~

昨日、『LAWSON presents TrySail Live Tour 2021 "Re Bon Voyage"』の東京公演2日目に参加してきました。
このライブツアーへの参加は、10月3日の神奈川公演と今回の2回のみだったので、まとめて感想を書きたいと思います。

なお、鶴舞城(自宅のことです)のネット環境が陥落していることもあり、テキストのレイアウト等があまり整えられていないかもしれませんが、ご容赦ください。


10月3日にパシフィコ横浜で行われた神奈川公演は、とても楽しかったのは間違いないものの、「全力で楽しめたか」と言えば、そうではありませんでした。
じつは、その直後に本業で大仕事が待ち受けており、大きな不安が背中にのしかかった状態だったんです。

ライブの熱気を受け取る形で、私もその仕事を大成功にすることができたのですが、精神面で万全の状態でライブに挑むことができなかった、ある種の後ろめたさみたいなものがありました。


そんな神奈川公演の中でも、とても印象に残った部分がありました。
それが、「マイハートリバイバル」です。
ちょっと、トラセが歌う曲じゃないのかもしれません。
いや、そんな制限をかける意味はないのだけれど、まさか、という感じの楽曲。
ただ、この曲。
理屈とかは全部すっ飛ばして、めちゃくちゃ楽しいんですよ。
TrySailで盛り上がれる曲と言えば、「adrenaline!!!」?
High Free Spirits」??
はたまた「Sunset カンフー」???
いえいえ、そうじゃないんですよ、トラセの突破力はこんなもんじゃないんですよ、と、それをドカンと突き付けてきた、すさまじい楽曲でした。
CODINGからの秀逸なつながりと、会場の熱気が盛り上がったところで繋がる次のGood Luck Darlingの流れが、素晴らしすぎました。
これを再び喰らうこととなった東京公演では、更にパワーが上がったステージと、更に人数が増え連度も上がった客席で、とてつもない熱量が生み出されていました。
最高のマイハートリバイバルを作り上げることができました。

翌日、私の体はバッキバキに筋肉痛でした。


神奈川と東京で印象が最も変わった曲は、「モノラル」でした。
これには少し、あまり見たくない方もいる話を書かせてください。

神奈川公演では、モノラルの一曲前、「オリジナル」で、客席からの”不必要な発声”がありました。
これは、楽曲の良さを損なうとともに、コロナ禍の今では大半の参加者がやるまいと気を付けていることであって、実際にその発声をされた人は退場扱いになったと聞いています。
静寂のなかの発声だったため、声はステージまでおそらく届いたようで、その後のお三人の表情が若干曇ったように見えました。
その次の曲が、モノラルで。
三人は丁寧に歌ったのですが、どうしてもその残念な行為が後を引いて、曲自体にうまく遷移ができなかった人も、いたと思います。

東京公演で、改めてモノラルを聞いて。
本当に、一人ひとりが自分の歌うパートを、丁寧に歌い上げている姿を目にして。
それぞれが、自分自身と向き合いながら、この歌を歌っているんだなと。
そして、それが重なると、こんなに素晴らしいバラードになるんだなと。

この「モノラル」を聞けて良かったな、と、心から思いました。


今回のツアーは「愛を届けるライブ」だと、壇上の三人は言っていました。
『その愛は双方向である』という話も、MCでされていました。

その”ファン側の愛”のひとつとして、雨宮さんのファン有志による記念冊子「天年の宴」の完成と頒布も今回(東京公演)ありました。
私も企画に参加させていただき、僭越ながら4ページほど寄稿させていただいております。

会場でも待ち時間に読ませていただき、帰ってからも熟読させていただいたのですが。
雨宮さんを好きになったきっかけも、時期も違うはずの人たちが、雨宮さんの魅力だと思っていることや、望んでいることが同じようなことだったということがわかる、とてもよい冊子になっていて、とても読みごたえがありました。
これは自身が携わったからではなく、本当のことで。
雨宮さんを象徴する比喩とか、引用している楽曲とかが何人かで被っていたりして。
それぞれ、表現の仕方は違えど、たぶん根っこの部分は近い。
それを確認できたのは、とてもよかったです。

氷雨さんをはじめ、携わられた皆様、お疲れさまでした。


「愛」と言えば、東京ガーデンシアターがある有明ガーデン(商業施設)の愛もすごかったですね。
館内BGMが、オールTrySail
普通のお客様もいるショッピングモールですよ?
前日のうわさを聞いて、私も建物内をぐるぐる回ったのですが、本当にトラセの曲しか流れてなくて、とてもテンションが上がりました。
あのテンションでライブに入れたのは、幸せでした。


あとは、東京公演では、MCや三人のいちゃつきも楽しかったです。
キュート属性を振り切ってしまうデレデレ天ちゃんだったり、もちょの「若者いない」だったり、Baby My Stepのナン天とかですね。
トラセはやっぱりこうでないと。
関係性オタクとしては、至高でした。


衣装というかスタイリングでは、ライブ冒頭に着ていた1着目が、狂おしいほど好きでした。
あの天ちゃんから目が離せなかった。
私にとっての好みが詰まりに詰まっている大好きなスタイリングでした。

うまく言語化できていないし、今後できるかもわからないんですけど、このライブツアーで、天ちゃんへの思いがますます深まってしまったんです。
なぜという理由とか、どこがとか、そういったものはわかりません。
こういうのは感覚でしかない。
ただただ、熱量が上がった、そんな感じがあって。
もちろん、これまでも熱量は最も高い位置に居ましたけれども、それにさらにブーストがかかったような。
より質を高く応援していきたいと思ったというか。
はっきり言語化できないのが、いちテキスト書きとしては悔しいんですけど、そんな感じです。

ソロライブツアーの発表はうれしかったなあ。
日程も考えて、参戦できたらなあと思っています。




書きたいことは尽きず、これでも1割にも満たないくらいなのですが、延々と描くわけにもいかないので、この辺にしておきます。

この後、名古屋や北九州まで見届けられる方は、体に気を付けながら楽しんできてください。
トラセの三人と、スタッフの皆さん全員ひっくるめて、無事にツアーが完走できることを、心から祈っています。