色々考えさせられたお話です。
最近、私はお花を注文するときに、企画書といいますか、仕様を細かく記載したデータを送って、それを参考に作ってもらっているんですよね。
これは、特に今のような時代に、直接会わなくてもこちらの考えが伝えられるとあって、割とスムーズに注文できる方法で。
特に最近は多用していました。
最近も、同じような形で注文をしたのですが、返ってきた連絡がこちらが想定していたものとは少しズレていて。
連絡をとって聞いてみたところ。
こちらが想定していたお花と、私が参考にくっつけた写真が大きくズレていたというのがわかりました。
可愛いものを発注したつもりが、参考として強いものの写真を付けていた感じ。
これでは相手も、強いものを作ろうとしてしまいます。
この辺りが、机の上だけでやり取りすると出てくる弊害で。
昔の私が危惧していた「計画を立てることのリスク」でもあるんですね。
計画は立てたほうが楽だしスムーズ。
ただし、計画を越えたものが生まれづらくなるんです。
それは、いいことか、はたまたよくないことか。
難しいですね。
答えはなくて、”どこでバランスをとるのが最適か”ということなんでしょう。
最近、計画への信頼が高くなっていた私にとって、一石を投じられたような出来事で、改めて考えさせられました。
まあ、お花屋さんってプロなので、そのあたりは普通にお任せが一番いいお花になったりする、という身も蓋もない話もあったりしますが。