つるまうかく

群馬在住ヲタクのネット書斎

「説明すること」と「行き先をはっきりさせること」

”もちょもよく見ているYouTubeチャンネルをやっている”でお馴染み(?)のオリラジ中田が、大炎上でお馴染みの宮迫焼肉店の運営陣をガンガン詰めている動画を見たんですけど、これがまあなかなか切れ味鋭く、スリリングで面白くてですね。
今回は、その内容には一切触れないんですけれども。
動画の中で出てきた考え方に色々気付かされる部分もあったので、2つほどピックアップして、『我が身振り返ろう』的な感じで取り上げてみたいと思います。

 

1 説明すること

やっぱり、説明することって大事だなと思いました。

話を聞いていて、違和感をおぼえることってあるじゃないですか。
「理由はわからないけど納得いかないなあ」とか、
「なんだかモヤモヤする」とか。
それって、多分、説明する側の説明が足りていないんですよね。

「小さなことだから言わなくていいだろう」
「仲間内の話だから・・・」もそうですよね。
あとは「調べればわかる」とか。

わかるんです、そう考えたいのも。
ググればわかることも多いですし、私なんかも”ググレカス”と言われて育った世代でもあります。

でも。
説明されない『間』は、受け取る私達が埋めることになるんですけど、相手の考え方を100%読み取ることができる人なんてもちろんいませんから、行間をうまくつなぐことができずに、もやもやする。
そのもやもやが、ある種の”不信感”に繋がってくる
なるほどな、と思います。

さらに、今、炎上するケースって、「調べればわかる」では許されなかったりするんですよね。
「常識で考えればわかる、だけど書かれていない、説明不足だ」
それも過失になってしまう。
短文しか書けないTwitterで炎上が多いのも、説明しきれてないことが原因だったりします。

ちなみに、私の場合、それも考えて”ブログという文字数制限がないしゃべり場”を設けているところもあるんですけどね。
本来どおりの活用はできていなかったりもしますが。

2 行き先をはっきりさせること

目的や目標を明示すること。
わかっていても、なかなかできないんですよね。

ただ、それがはっきりしている人は、強いです。
芯がしっかりしている感じがします。

動画から言い回しをチョイスして書いてみますけれども。
「何に向かって進んでいるかが見えないと応援がしづらい」
「何を目的としているのか」
「このプロジェクトはどこに向かうのか」
これ、本当にそのとおりなんですよね。
タレントさんだとイメージしやすいですけど、表舞台に立たない私たちにとってもそうだったりして。

目的がはっきりしていなかったり。
すぐに目的がぶれてしまったり。
私も往々にしてそういうところが多いので、耳が痛いんですけれども。

もし、誰かを応援したいと思ったとき。
「何を意図して、この動きをしているのかわからない」とか、
「昨日『Aがやりたい』と言ったのに、今日になったら『Bがやりたい』と言っている」
という状態だったら、どう思うかなというところで。
Aを信じた人が『次見たらその人がBと言っていた』場合、少し裏切られた印象を持つんですよね。
そうなってくると、応援するモチベーションは、なかなか保てなかったりします。

人の時間は有限ですし、考えられる脳の領域も、行動できるエネルギーも限られています。
その中で、この人とは仲良くしたいな、この人とは少し合わないなと思いながら、人は無意識に関わる人を選びながら、しかし自分第一で生きてきている

そう、自分第一なんですよ、どんな人であっても。
そうでなければ、おそらくここまで、自分の命を大事にしながら生きてこれていません。
この言い方は少し棘があるかもですけれど、やっぱり何かと、誰かと関わるときには、ある種の損得勘定が生まれてしまうということはあると思います。
これはごく普通の、誰でも持ちうる考え方です。

それを裏返せば。
せっかく関わってくれたり、期待してくれた人に対して、マイナスのものって渡したくないんですよね。
自らの目的や目標が見えないことが、人を惑わすことになっているのだとしたら。
申し訳なさもあるし、もう少ししっかりしたいなあと、自分ごととして改めて考えてしまいました。

 

考えのヒントを引き出させてもらっただけで、動画どうこうではなく『思ったこと書き連ね』になりましたけれども。
この辺り、大事だなあと思ったので、書いてみました。