つるまうかく

群馬在住ヲタクのネット書斎

なんのために「みんなで」お花を贈るのかというお話

声優さんにお花を贈りはじめてから、だいぶ長くなりました。
初めて企画に参加したのがちょうど6年くらい前のことで、自分がやりだしてからは4年とか、5年とか。
これはひとえに、みなさんのおかげで続けられていることです。
改めて、関わっていただいたみなさまにお礼を申し上げます。

 

お花の贈り方は千差万別で、連名で贈ってもいいし、もちろん一人でもいいんです。
ただ、個人的には、「みんなで贈る」というところにある種の夢を見ているところがあって。
私のほうで主催させていただくお花は、参加者を募ってお贈りすることが多いです。

 

なぜ、「みんなで」、連名で贈るのか。
お金がないから・・・ではありません。
ちゃんと予算を確保した上で企画に移していますので、ご安心ください。

その理由は本当に単純で、そのほうが相手が喜んでくれるかな、というものです。

連名にすると、
ファンがたくさんいるんだということを相手に伝えられる
というのと。
みんなでひとつの大きな思いを届けられる
というところがあります。

自分のファン同士が協力して何か一つのことをやってくれるのがうれしいという声って、結構あるんですよね。
実際に、お花に関して、そう言われたこともいくつかのケースであって。

ファンに、「俺が俺がー」みたいな、「俺が一番好きなんだ」みたいなモチベーションって、あっていいと思うんです。
本音から言えば、ファンってそういう気質はあるはずで。
でも、そんなはずのファン同士が協力して、自分のことだけを主張するのではなく、手をつなぐことでひとつの大きな思いとなってそれを届けられる
それって、とてもいいことだなと思って。
幻想でかりそめかもしれないけど、そういうことをやってること自体が、いいなって。

私は、最初のお花の贈り方が、そんなスタンスだったこともあって。
それをずっと受け継ぐ形で、今でも賛同していただける方を募って連名で贈る、ということは大切にしています。

 

最近は、このご時世もあり、お花代をいただくことも少なくなりました。
お花代の負担については色々考え方もあるみたいですが、私個人としては、
「この企画はお金を集めたほうがいいかな」
とか、
「参加無料にして、多くの人に参加してもらったほうがいいかな」
とか、その企画の性質に合わせて選んでいます。
企画を無料にしたことによって、中学生の方とか、海外にお住まいの方にご参加いただけたことがありました。
参加のハードルが高い方に参加してもらえるんですよね。
うちの企画は、時期問わず「お花企画に初めて参加しました!」という方が結構いていただけるので、これも嬉しいことだなと思っています。

大事なのは、お金よりも、参加します!参加させてください!という心意気だと、勇気だと、私は思っています。

 

お花って、いいんですよ。
自分が贈る立場になって、初めて気づきました。
贈り物としてあまり嫌がられないですし、喜んでいただける。
その相手方が女性だったりすれば、なおさらかもしれない。
だから、お花屋さんが至るところにたくさんあるんだな、とわかりました。

 

お花のことを書いているのに、花のお写真ひとつない内容ですいません。
私は相変わらずこのスタンスで、お花を贈っていくんだろうなと思います。
近いところにいる人にとっては、毎日お花企画の宣伝があったりと、少しまたかと思わせてしまう部分はあるかと思いますが、すいません。
そんなことをしながらも、何かひとつ、みんなでひとつの大きな思いを届けるということを、やっていけたらと思います。
引き続き、よろしくお願いいたします。