つるまうかく

群馬在住ヲタクのネット書斎

クリエイティブなものが好きでも

趣味といえば大半がクリエイティブなものかもしれません。
ただ、クリエイティブなものが好きだったとしても、自分がクリエイティブな人間なわけでも、何かを作り出すことが得意なわけではなかったりしますよね。
憧れはある。
ただし術が追いついていかない。
だから、多くの人は、叶いそうもない夢を見て、夢は夢のままになってしまう。

 

自身のことで考えてみましょう。
やっぱり、クリエイティブなものが好きです。
仕事でも、企画系の仕事やらせてくれー、やらせてくれーと喚き、実際にそういう仕事も有り難いことにやらせてもらいました。
ただ、組織的な見方をすれば、私に得手があるのって、管理とか、調整とか、場の雰囲気の醸成とか、そういう領域なんですよね。
そこが一致するわけでは、決してない。

なら、クリエイティブなものには関われないのか。
その答えは否です。
「何も作り出せない人」なんて居なくて。
人は社会的な生き物である以上、人との比較なんです。
だから、人と比べてできなかったとしても、それは0ではなくて1あるって認識になる。
できる人はそれが10だったり100だったりするけど、でも何倍化すればそれに類するスキルになる。

私の場合、少し持ち得たスキルが、「文章を書くこと」でしょうか。
もちろん常時名文を製造できるわけではないですけど、書くことが全然苦じゃない。
これは、ひとつ手に入れることができたスキルなんだなあと思います。

あとは、コレまたニッチですが、「花屋さんに電話してお花を注文できるスキル」とかですね。
ドヤるレベルのものではないんですけど、でもお花の頼み方わからないという人が多い中であれば、それはひとつのスキルになりうるんです。

こんな感じで、些細なことかもしれないけれど、きっとクリエイティブなスキルって、誰しも持っています。

 

それでも持っていないと思う場合。
クリエイティブなものが好きな人が、皆持ち合わせている能力があります。
それは、
クリエイティブなものを見て、「いい」と思える感受性

コレは間違いなく、好きな人なら持っている。
能力って、何も発することだけがすごいわけではありません。
受け取る能力、これってとても大切なんです。
キャッチボールでも、投げる人と受ける人が居なければ成立しない。
会話でも、話す能力より聞く力のほうが重要だといいます。

優れた受け取り手は、それをうまくインプットして、ゆくゆくはアウトプットに繋げられるといいます。
クリエイティブなことなんかできないよ~と思っている人も、いい感じで刺激を受けて、インプットしていきましょう。
それをスキルとして使えるタイミングは、もしかすると今じゃないかもしれません。
でも、きっとタイミングを見て、それが役立つ時が来るはずです。