つるまうかく

群馬在住ヲタクのネット書斎

夢を初めて願って今日までどの位経っただろう

前にもこのブログでお話したことがありますが、私は以前、個人でテキストサイトをやっていました。
もちろん、大手ではなく”零細”、あまり人気がないサイトでしたが。
”中の人”として有名になりたいわけではなかったけど、”テキストサイトとして評価されたい”、”思ったことを自由に書きたい”的な欲望があって。
まかりなりにも『テキストサイト』という看板を掲げていました。

しかし、サイトを立ち上げた2006年は、個人サイトは下火になっていた時代で。
テキストだけでは見てもらえないこともあり、半分ニュースを取り扱うニュースサイトみたいな形でスタートしました。
それゆえに、『テキストサイト”崩れ”』と弄ってもらったりもしましたが、途中からは文章もある程度評価してもらえたりして。
2016年に終わりを迎えるまで、そのサイトを続けていました。

 

今はもっとそうかも知れませんが、当時でも「炎上」という減少があったりして。
よく考えてみれば、”書きたいことを書く”というのはなかなか難しかったんですよ。
色々なことを話題にしながらも、基本は日記形式でしたし、たとえば”論客”のような、何かを主張する形にはなりませんでした。

 

10年くらいそんなことをやって、やりきったところもあって更新を終了して。
そこからは、正直、個人でなにかやるつもりはなかったんですよね。

”将来の夢”的な夢ではなく、趣味の範疇ですけれども。
テキストサイトをやる』という夢を実現できたのかな、どうなのかな、という感じでした。

 

それから時が流れて。

今、なんか知らないですけどブログをガンガン書いてるんですよね、私。
毎日更新しようとは思ってないし、「書きたいことを書いているだけ」という感じ。
もちろん、テキストサイトをまたやろうみたいなことは一切思ってないんです。
あくまでもツイッターの140字では短すぎて誤解招く性格だから、そのエクストラステージがほしい』というのが理由ですから。

ただ、今の現状を振り返ってみると。
これってもしかすると、テキストサイトがやりたかった2006年当時の私に見せたら「これだ!」って言うかもしれないな、と。

 

これを”夢”とするのかどうかは難しいですけど。
2006年とかいったら、もう15年以上前の話ですよ。
あのときぼんやり考えていたことを、15年後になんの気なしにやっていたりする。
こんなことが、あるんだなと。
夢を願って達成するのって、こんな感じなのかもしれないなと。

そのときとは、バイタリティも、目のギラつきも、目的だって全然違います。
明日にスパッと更新しなくなっても不思議じゃありません。
ただ、私にとって「何か書く」ということは、割と大きな意味を持ってきたのかもしれないなとは思うので。
その芽は、ずっと一日ずつ繋げようと改めて思いました。