つるまうかく

群馬在住ヲタクのネット書斎

声優さんとVTuber

私自身はそこまで詳しくないんですけれども、最近VTuberの方の話題をよく見かけるようになりました。
『顔が出ないからスキャンダルはない』と言われていた時代もありましたが、よくも悪くもお金も人も集まる領域ということで、色々騒動になりやすいこともあって。
声優グランプリの『声優名鑑』にもVTuberが含まれることになったようで、それについては色々意見も見たりしたのですが。

個人的な考え方として、あんまりVTuberの方をどうこう言えないな・・・というのが、声優さんのファンで応援している身としての、正直な思いです。

 

というのも、”声優業界とVTuber業界って、おそらく私達が思っているより近いんじゃない?”という個人的な仮定があります。
つい先日も、声優さんがVTuberであることを明かしたりしました。
逆に、VTuberがアニメの声優を務めるケースも出てきました。
VTuberになった声優さんもいますし、コンテンツでVTuber化した声優さんもいる。
明かしてはいないけれども「この声、あの人だよね…」という話もちらほら。
YouTubeVTuberとコラボする声優さんもいれば、ラジオで一緒に番組を持っている声優さんも、いるんですよね。
これが声優界とVTuberのかかわりの現状です。

私達はよく知っていますけど、声優さんは演技の幅が広いです。
声だって振り幅が広いし、必要とあらば別人格になることも求められる。

もし、応援している声優さんがVTuberを並行していたとして、見抜ける方は、何人いるでしょうか。

様々な情報をたどって調べられる方はいるかもしれませんが、きっと声や演技からはよっぽど特徴がない限り判別不可能だと思います。
それは、その方のスキルが高ければ高いほどそうで。

今の時代、若い人でチャンスが欲しければ、「VTuber、どう?」と言われているかもしれない。
言われる方が多いかもしれない。
もしそうだった場合、もしかすると、色々な話題の渦中に、自分が応援している声優さんが入る可能性って、ゼロじゃないんですよね。

 

VTuberの源流は、まだ玉石混交だった時代の、ネット配信系の流れがあるような気がしています。
ねとらじとか、ニコ生とかですね。
私はメインではなかったけど、その時代を少しは知っています。
そこで活躍していた人で、VTuberになっている人もいたりする。

『声優』をものすごく狭く定義すれば、そことは違うのかもしれないんですけど、今マルチタレント化している広義の『声優』というくくりだと、割とそこに近さもあって。
正直、明日は我が身というか、たぶん私達にとって、そんなに遠いところの話じゃないはずなんです。
呼ばれ方が少し違うだけで、もしかすると隣り合っている・・・のかも。

 

いろんな物事、そうだと思います。
全く関係ないと思っていたものが、実は近かった。
裏側を知らなければ、そんなこと考えなくて当然なんですけれども。
何事も、「私には関係ない」ではなく、もしかすると繋がってるかもしれないぞと。
そんなことも、頭の片隅に置いといてもいいのかもしれません。