つるまうかく

群馬在住ヲタクのネット書斎

明日ちゃんのセーラー服とはじまりのセツナ

「明日ちゃんのセーラー服」が、とてもいいです。

本当にいろいろな見方ができる作品ですが、概ね高評価で話題になっている作品だと思います。
私、この手の”田舎から出てきた女の子と何かを対比する”系の作品、好きなんですよ。
同人誌にはなってしまいますが、

  • Lazy8さん(FuniFuniFesta!)の「古い群馬の暮らしの一例」

とか(ネット公開なし)、

  • ひるのつき子先生の「制服にさよなら」

とか、田舎要素が絡んだ、淡い日常ものが好きで。
(こちらはあるので、一応貼っておきます。)

www.pixiv.net

 

明日ちゃんのセーラー服は、本当にお話が丁寧に作られていて。
それがアニメになっても、空気感そのままに展開してくれるんですよね。

登場するキャラクターも本当に個性的で。
明日ちゃんは文字通り、天真爛漫で主人公然とした女の子なんですが、そこに振り回されながらも、他のキャラクターも憎めない。
一人一人に血が通っていてちゃんと物語がある、そんな感じがします。

 

そして、オープニングテーマがとてもいいです。
この手の作品で、それこそネギま!のあたりから連綿と受け継がれてきた手法、『出演者全員に合唱させる』曲、ありますよね。

でも、このオープニングテーマは、漫然とそれをやっているわけではありません。
ちゃんと、この学園、蝋梅学園の学生が、まるで文化祭の合唱大会で声を揃えて歌っているかのような、そんな感じ。
作品のテーマに合う形で、オープニング曲が作られていました。
なので、私は毎回この曲を聞くと『蝋梅学園中等部1年3組しか勝たん』と呟いてしまうのですが、コンセプトから、優しい曲調まで含めて、本当に好きな曲になりました。

www.youtube.com

 

なんかね、『こういうイベントを見てみたい』になってしまうんですけど。
明日ちゃんの放送が終わって、キャストが感想を言い合うトークショーがあって。
最後に1曲、1曲だけ、そこにいるキャストが「はじまりのセツナ」を合唱する。
なんか、それだけでいい。
そんなイベントを望みたいです。
1曲だけでいいので。
それでも聞きたい人、たくさんいるんじゃないかなあと。

 

1月開始アニメは、他にもいい作品もあったりしますが。
やっぱり、明日ちゃんはどうしても外せないよねと。
ちょうど、こんなことを書きたいなと思ったので、綴ってみました。