つるまうかく

群馬在住ヲタクのネット書斎

温泉むすめ5周年祝い花 お花後記!

温泉むすめというコンテンツ自体に感謝の思いを届けたい。
それをお花に込めて届けられたら。
そんなことを考えたのは、だいぶ前のことだったと思います。
構想:確実に約一年以上。

温泉むすめがいる温泉地すべてにお花を送る案や、お金より何より準備が間に合わないから、時間差で送っていくという案。
それぞれの地域の代表温泉地に送る案など・・・
また、近い時期に都内などで総花的なイベントがあればそこに贈ろうかなとか、色々考えていました。

結果として、5周年当日に、運営のエンバウンドさん宛てにお送りすることになりました。
ただ、これも去年できたかというと、たぶん出来ませんでした。

それもそのはず、去年の今頃っって、ありとあらゆる会社や事務所がコロナで閉まっていたりしませんでしたか?
そうなんです、送っても受け取ってもらえる状況になかったんです。

受け取ってもらえない可能性が高いものを送るのはどうか。
本来は喜ばれるはずのものが、単なる迷惑案件になってしまう。
何より、関わっていただく人もそうだし、お花に申し訳ない。
なので、今回はいつも以上にその点に気をつけました。

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今年もコロナ禍の状況そのものは変わりませんでしたが、ワクチン接種が進み、症状がやや軽いとされるオミクロン株が主流になったこともあり、私たちの動き方や捉え方は少しずつ変わっていきました。
ちょうど去年の中頃から、祝い花についても少しずつ前向きな話が聞こえてきて、私自身も飯坂でのイベントをはじめ、他のコンテンツも含めいくつかお花を主催させていただいたこともあって。
これならいけるかな、ということで動き始めました。

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お金の面や運営の手間などでご心配いただいた方もいて、その心配りには本当に感謝しています。
今回は、

  • イベント等でお花代を集めること自体がまだ難しいこと
  • そもそもイベントがないこと
  • 振り込み等にすると手間と手数料がかかること
  • 多くの参加者が集まった場合、お花代に対して金額が大幅に上回る可能性があったこと
  • コロナ禍の実施であり、中止のリスクが低くなかったこと

などを総合的に考え、無償・参加申請制の形をとらせていただきました。

お花企画の有償、無償については度々話題になったりもしますが、もちろん何でもかんでも無償でやるつもりはなく、ケースバイケースで判断しています。
ただ、無償のほうが負担が大きすぎるか、というとそんなこともなく、お金を集めるプロセスを踏まないことなど、正直なところ少し楽に感じる部分もありました。
今回はこの方式でやってよかったと思います。

 

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今回も、お花屋さん「花屋 睡蓮」さんにおんぶにだっこでお世話になりました。

普段「この色の花を使ってほしい」「この種類の花を入れてほしい」ばかり言っている私ですが、今回はあまり多くのオーダーはしませんでした。

  • カラフルに
  • 旬のお花
  • 種類たくさん

くらいのオーダーしかしていないんじゃないかと思います。

『餅は餅屋』と言うように、お花屋さんはもちろん、お花のプロフェッショナルです。
なので、これを言ってしまうと身もふたもないのですが、私のような素人がデザインするよりは、お花屋さんにお任せしたほうがいいお花を作っていただけるんですよね。
もう何十回もお願いしているくらい信頼出来るお花屋さんなので、今回は思いっきり自由に作っていただき、素敵なお花に仕上げてくれました。
いつも本当に、ありがとうございます。

 

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イラストについては、基子様にお願いしました。
私がコミティア(創作オリジナル限定の同人誌即売会)に客側の参加者として通っていた頃から好きな作家・イラストレーター・漫画家さんで、2019年に行われた草津温泉でのイベントでも、草津結衣奈を演じる高田憂希さんのイラストを描いていただいています。

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前回は似顔絵的な要素が強いイラストでしたが、今回は基子さんの画風に近い、コミックテイストがいいなと思い、オーダーさせていただきました。
キャラクターはスクナヒコ様、温泉むすめ全体のお祝いですので。

温泉むすめの世界観も既にわかっていらっしゃるので、私のつたないイメージでもしっかりしたイラストを作り上げてくださいました。

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また、今回は40人を越える、多くの皆様にご参加をいただきました。
また、参加はしないけど積極的にリツイートしてくださった方もいたりと、本当に多くの皆様のお力があって、この花を形にできたと思っています。
どんな形でも、少しでも関わってくださった皆様に、感謝いたします。

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お花そのものには不安はなかったものの、様々な部分で気にかかっていることもあり、最後まできが抜けないところはありました。
おかげさまで、お花のほうも無事にエンバウンド様にお届けすることが出来ました。
代表の橋本プロデューサー様からも、感謝のお言葉をいただき、また多くの方からの「いいね!」もいただけて、やったかいがあったなあと実感し、今は肩の荷が下りたような状態です。

 

『おかげさま』が集まって、お花って贈れているんだなと、改めて感じます。
恐縮ながら、お花企画を主催していることを”すごい”と言ってくださる方がたくさんいらっしゃいます。
でも、本当に私一人でできることではないんですよ。
私が提案した方向性に、皆さんが「それは最もだな」「私も協力します!」と乗ってくださるから、”みんなで”お花を贈ることができるわけで。
これは毎回そう言っているのですが、誰が言い出したとか、誰が実際に準備したとかは関係なく、この企画に参加した人は、みんな等しく”贈り主”なんです。
だから、もちろん一人の手柄みたいな感じにするのは違うとしても、参加した方は「私たちで贈ったんです!」と、堂々と言っていいんです。
少なくとも、私が主催するお花は、そのつもりで贈らせていただいていますし、どんどんそう言っていただいて大丈夫です。

 

長くなりましたが、これで後記を締めたいと思います。
皆様、いつもありがとうございます。
今後とも、このような企画をさせていただくことが多々あるかと思いますが、どうぞよろしくお願いいたします。