『ファンの人は、回遊魚のような気持ちで見ています。』
オススメされたラジオ「其れ、即ちラジオ。」にて、”推し変・推し増し”等についての話題のなかで、 植田ひかるさんがそんなことを仰っていました。
【ラジオ】
— 『其れ、則ちスケッチ。』公式 (@SketchSore) 2022年3月23日
この後19時より、インターネットラジオステーション<音泉>にて『#それらじ』第23回が配信!📻🎶
新規のリスナー様のために聴きやすい収録を!と意気込む2人でしたが、もちろんそうはいかず…衝撃回です🏝️#それすけ #植田ひかる #春木めぐみhttps://t.co/vepyz7Naiv… pic.twitter.com/j2x2UhqqYE
植田さんは、「(ファンが)居なくなっちゃったら悲しいよね。」「自分を応援してくれた方は時と場合によっていたりいなかったりするんですけど、」と前置きした上で。
最初はけっこうファンの人一人ひとりの名前を覚えていたんだそうです。
でも、今はそれ(他界)があまりにも悲しいから、ファンの人は回遊魚のような気持ちで見ているとのこと。
水槽の中の魚というか、グッピーの水槽のような。
餌を撒いてるような感じで。
毎年増えたり減ったり、ちょっと変わったお魚さんが増えたりとか、この子よく尾びれを振って応援してくれているなとかいう感じで。
(『悪口じゃないですよ、グッピーは可愛いんですから』と補足しながら)
一人ひとりで見ちゃうとすごい執着しちゃって、居なくなったときのショックが大きいから、”魚群”の一部として捉えたほうが、メンタルが楽で。
だから、他の子が餌をあげたりしていても、嫉妬はしないようにしているそうです。
相方の春木さんや、監督のダテコーさんの相槌を借りながら、自分の認識を話した植田さん。
そして、こんな話を続けます。
人間だと思わないほうがいいですよ、私達のことは、
パンダか何かだと思うといい。
(ここでは”客寄せ”という意味はそこまで強くないとのことです)
可愛い動物だと思って接していると、誕生日とかももっと楽しめるし、
人間だと思ってしまうとやっぱり、仕事大変じゃないかとか色々心配してしまう。相手のことはパンダだと思って接すると気持ちよく応援できる。
文字にするとなかなか際どいことを言っているように感じますが、植田さん自体に鋭いシュートを投げてる意識はなくて、ただただそう思っている感じで。
この回遊魚の話は、なるほどと思わされますよね。
私自身、たぶん”熱心なファン”になったことは何回かあるのですけれど、それが継続できているかといえば・・・大半が”いなくなっている”。
やっぱり、気になるときにはわらわら寄っていって、そうでなくなっったらやっぱり寄りよりつかなくなってしまう、そんな回遊魚的なところはあるんです。
私を全肯定してほしいというスタンスの方もいる中で、回遊魚のスタンスを許容してくれるのは、とても有難いなあと感じました。
『パンダ』の話も、人によって考えが分かれるとは思うのですが、私が日頃考えている”棲む世界が違う”と近いなあと思って聞いていました。
人によっては色々話してくれることもあるけど、なかなか聞く機会がない『押される側の視点』。
とても参考になったので、まとめさせて頂きました。
なお、ラジオ自体はかなりエッジが効いたもので、下手すると”養いたい声優”としても知られる植田ひかるさんのイメージがガラガラと音を立てて崩れていきかねないので、その辺りはご注意ください。