つるまうかく

群馬在住ヲタクのネット書斎

はなれない距離は歌詞を読んでほしい

TrySailの新曲、「はなれない距離」。
アニメ『阿波連さんははかれない』のOPテーマとしてもわりと好評のようです。

激甘な歌詞とポップなメロディ、そしてキュートに振り切ったMVと、TrySailのファンからはご褒美みたいな曲とされていますが、
歌詞を見て、これは歌詞をよく読んでほしいなと思ったので、急遽書き出してみます。
粗い考察になると思うので、すいません。

きっと果てなく 遠い距離も
ぎゅっと 埋めちゃうくらいに

微かな声にめいいっぱい
想いは詰め込んで

何もいらず 0dBでも

このあたりの描写。
阿波連さんの作品からも持ってきている要素ではあるんですけれども。
ライドウくんと阿波連さんは、果てなく遠い距離にはいないんですよ。

じゃあ、この果てなく遠い距離にいるのは、誰なのか。
ファンと、応援される側の人達なんじゃないか、と。
それも、声が出せない、コロナ禍での。

そもそも、コロナじゃなくても、わたしたちはゼロ距離では接することができなかった。
コロナを経て、さらにそれが遠くなってしまった。

 

でも、この曲は、こう歌っています。

何もいらず 0dbでも
全部 わかっちゃうくらいに
君にもらった こんな想い ah
どう返せるかな…
そっと いつも ぎゅって
どんな離れても 近くにいれるよ

 

どんなに離れてても心はそばにいるよ。
昔から連綿と歌い継がれてきたそんなメッセージが、この曲にも宿っているのかもしれません。

 

かすかな声にめいいっぱい想いを詰め込んで。
もっと近づいて。
何色の空も、一緒に見れますように。

 

 

またね、

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