つるまうかく

群馬在住ヲタクのネット書斎

98%がわざわざ言葉にしないのなら

「言わなきゃなんだよな」

現実で耳にしたのかも、ネットで見たのかもわかりません。
もしかすると何かの作品だったのかもしれない。
でも、私の中ではとても印象に残っていて。
自分の中でもそうしたいと思っているスタンスです。

”98%の普通に応援している人はわざわざ頑張れよとは書かない。”
マツコ・デラックスさんが言ったことだそうです。

実際そうだと思います。
それを言葉にする人は、本当に体感として1%か2%くらいといったところで。
言葉にするしない以前に、言葉にすることにハードルがある人が大多数なんだと思います。

私は、その1%か2%の「言う」側です。
言うというか、”言ってしまう”が正確で。
なんでも言葉にしてしまうから舌禍にもなるし、今より少し未熟だった頃は今以上に不必要なことを言って周りを混乱に陥れたりもしました。
それは今でもあまり変わらないかもしれないですけどね。

でも、やっぱり「言う」ことって大事だと思うんです。
ネットとかでものすごく話題になっていることがあったとして、それじゃあそのバズったところが現実になにか反響があるか、というと
「連絡やメッセージは全然なかった」
みたいな話が、ままあって。
実際は、やっぱり行動に移す人って1%とか2%なんですよね。

もちろん、そこに行動することへの良し悪しってあります。
どちらに行っても、その選択肢が正しい保証はない。

それでも、動くことって大事だと思うんです。
言葉にすること。
実際に表に出して伝えること。

それは、もしかすると煙たがられるかもしれない。
鬱陶しく思われるかもしれない。
いい子ちゃんぶるなよとか、自分だけいい顔をするなよとか、思われるかもしれない。

でも、人って

言葉がほしいんですよ。
言葉がほしいとき、ありませんか。

がんばってるね!
可愛い!
大好きです!
一生推します!
あれよかったです!
心配していませんでした!
つらいことがあったら言ってくださいね!
みんな味方ですよ!

やっぱり、実際の言葉がほしいとき、あるんです。
内心ではみんなそう思っているのかもしれない。
でも、人間、ダイレクトに言われないと疑心暗鬼に陥ることがある。
うわべでそういう振る舞いをしているだけなんじゃないか。
私がそう思ってるだけなんじゃないか、って。

 

これは人間誰でもそうで、何もかもが一期一会だから。
言えるうちに言っておきましょ。
伝えられるうちに伝えておきましょ。
永遠とか、当分の間とか、その長さって、きっと一瞬で、稀有なものなんです。

言うこととその弊害を天秤にかけて、「まずいな」思うときは言わなくてもいいです。
でも、そこまでリスクがなくて、天秤が平衡に保たれたなら。

2%の選択肢、取ってみてもいいんじゃないでしょうか。