つるまうかく

群馬在住ヲタクのネット書斎

ルールと意見

どんなことにも”ルール”というものがあります。
大きいものでは、法律とかの面妖なものもそうですし、身近なところではマナーなんかもルールとされることがあります。
「みんながよりよく生きるために、決まりを決めておく」。
これがルールの根底にある目的だったりします。
これはもちろん大前提なのですが。
ルールは絶対なので、それに対して異を唱えてはいけない
という論調(言い方)を、結構見かけることがあります。

 

もちろん、その言い方や手段に問題があるケースもあるので、そこまで含められるとあんまり大声では言えない感じもするのですが。
人はどんなことを思っても内心のうちは自由ですし、言論の自由表現の自由はあるので、そのルールに対して意見を言ったりすることは禁止されていないんですよね。

そもそも、「ルールに異を唱えてはいけない」という考え方自体がやや怖い考え方で。
ルールというのは話し合ったり意見を重ねたりする中で、よりよいものにしていくべきものでもあるんです。

自分の望む方向性の声を大にしたいですとか、余計な雑音と思っているものを増やしたくないとか、様々な思惑はあるのでしょうが。
身近な、それこそTwitterでのやり取りでもそんなことを見かけることがあって、気持ちはわかるけど、それは違うよなあ、と思ったりします。

 

「アプローチが違う」と思うことはあるでしょう。
それはネットに書かずに公式に言ったほうがいいとか、騒いでも何にもならないよとか、感じることは人それぞれあると思います。
ただ、そのときにすることは相手の否定ではなく、このアプローチではどうですか、この集団ではどうですか、と、声をかけることなのかもしれません。

ルールを守ることと、意見を示すこと。
この2つは、本当はどちらかがどちらかを縛るような性質ではないはずなのですが、どうしてもセットで語られてしまう感じがあったので、どちらも独立した別物なんですよ、という感じで書かせていただきました。