つるまうかく

群馬在住ヲタクのネット書斎

入り口の難しさ

これは趣味の話でもあり、仕事にも重なる部分なのですが。
少し興味を持った人に、現場や現地に足を運んでもらうのって、なかなか骨が折れることだなあ、と感じています。


お金を払ってチケットなどを買ってもらわないといけないことに加えて、今はチケットの先行申込などもあって、後から知った人は前方の席が手に入れづらかったり、そもそものチケット自体が手に入らなかったりします。
「じゃあ最初から申し込めば」と言われてしまうと「ご、ごもっとも」と言わざるをえないのですが、一呼吸置いて考えてみると、“まだ参加したことのないコンテンツに、高いお金を払って参加する”のって、本当はかなりハードルが高いことなんです。
私なんかはもう麻痺しきってしまいましたが、普通は多分そのはずです。

転売や安価譲り渡しどうこうって話ではないのですが、「チケットが余ってるから」と誘ってもらったり、「安いなら参加してみようかな」的な入り口って、あったりするんです。
CDの配布芸で布教する方を見かけたりしますが、そしてそれは何らかの理由で“積んだ”成果物である可能性も大いにあるのですが、布教してもらったおかげでそのコンテンツの魅力に気づいてファンになることって、あったりするんです。
そんな取っ掛かりが、ファンを増やすようなことにもつながっていたりします。

 

ただ、今のいろいろな基準だとそれは推奨されていなかったり、グレーゾーンだったりして。
新しい人に入ってもらい、定着してもらうことって、本当に難しいです。

 

趣味では「参加する側」や「同好のファンを増やしたい立場」として。
仕事では「受け入れる、呼び込む側」として。
色々頭を巡らせるところでもあります。
答えはなかなか出ませんが。

 

 

ここからは余談。

最近でも、市場の水準から比べると割と安価で、定期的にイベントを開催し、そのキャパが適正、というイベントをやっているコンテンツがありまして。
それができるのは、『土台の部分が安定している』という理由はあるとは思うのですが。
それでも、それが安定して人気を増すことができるやり方の王道だなあとは思って、私自身も注目しながら参加しているところです。