つるまうかく

群馬在住ヲタクのネット書斎

『ねぇ、キミは何がしたい?』

ナナシス、正式には「Tokyo 7th シスターズ」。

人よりもナナシスについては話せる、でも全部まるごと好きなわけじゃない。
どうしても認められない部分もある。
でも、自分の生き方の根幹の部分で助けられてきたところも確実にあって。
数奇な巡り合せで、ついたり離れたりしながら、今はまた近くにいる。
私にとっては、そんなコンテンツです。
”愛憎渦巻く”ってやつですかね、軽々しく言うもんじゃないかもですが。

 

その中で、何度も繰り返し登場して、時には登場キャラが言葉として投げかけてくるテーマが
『ねぇ、キミは何がしたい?』
というフレーズです。
この言葉は、ナナシスという作品を通した大きなテーマにもなっています。

 

「何がしたい?」の答えって、大きなものをイメージしがちなんです。
ナナシスでも、将来に向かってやりたいことを指すのが多かったはず。
叶いもしない夢を思ったり、チャレンジしないと届かない目標を挙げたり。
私もそうだったんですが、ふと思ったんです。
「何がしたい」は、ものすごく身近で、すぐできるひとつひとつのことでもいいんだな、って。

 

なんか、やりたくないことばかりやってたりしませんか。
好きな世界に身を投じているはずなのに、色々周りの目が気になったり、その世界でのしきたりを大事にしようとして、逆に縮こまってしまったり。
それって、真面目な人だったり、それこそ日本人気質のいいところだったり、トラブルを防ぐにはベターな方法だったりはするんです。
するんですが。
やりたいことをしないのでストレスになっているなら、それはたぶん、なんか違うんだと思うんですよね。

この質問を、真正面から、大上段から、大真面目に考えてしまうと、答えが出ないんです。
でなくて身動きが取れなくなってしまう。
でも、身近なことに置き換えたとき、「キミは何がしたい?」という問いは、答えやすくなっているんです。

明日の夕飯はハンバーグ定食が食べたい。
あの動画が見たい、あの配信見ておきたいな、あのアニメ気になるな。
この曲は無限に聞いていられる、この曲カラオケで大声で歌ってストレス解消したい。
こういったことも、「したいこと」なんです。

 

大きく構えず、スマートに、シンプルに。
今やりたい小さなことから、楽しんでいきましょう。

 

ねぇ、キミは何がしたい?