それは、まるで降ってわいたかのように。
一つのオーダーが届きました。
それ自体が、何か意味があるわけではないです。
無難にこなして、何もありませんでした、しゃんしゃん。
で終わらせてもいい。
でも、そこで大立ち回りすることで、色々な物事を動かせる可能性がある。
それならいっそ、ピエロを演じきってみようかと。
こんなちっぽけな存在でも、嵐を巻き起こせるかもしれない。
戸惑いは、あまりありません。
一度幕を引いたような人生ですから。
今はもう、エクストラステージというか、アディショナルタイムというか。
それなら、踊らにゃソンソンでしょう。
そこに至るまでは大っぴらにはできません。
それが終わってからも、私がお知らせすることはできないでしょう。
たぶん匂わせしかできない。
でも、それが、精いっぱい。
ただ、勝負を挑もうと思います。
私がやったことが、何かの動きになるなら。
ぐんまの片隅で、バラフライエフェクトを巻き起こせるのなら。
羽ばたいてみせましょう。
何も起こらないように見えて、きっと何かが変わっている。
やりたかったことの、体現へ。
走ります。
