つるまうかく

群馬在住ヲタクのネット書斎

スタンス

当たり前のことなんですけどね。
自分がファンだけど、行かない、もしくは行けないというイベントとか、ライブがあって。
かなり前だったら、そのことに何か後ろめたさというか、マイナスの感情を抱えることってなかったんです。
それは、たぶん色々なものを知る前だったから。

 

ただ、それがいつしか、行くことが正しい、じゃないですけどメインストリームというか、そんな感じになってきて。
「行かないことが申し訳ない」
みたいな感情が、出てきた時期が確実にあったんですよね。
それは、真摯に何かの、誰かのファンになったからかもしれない。
SNSで他のファンの人のリアルタイムが流れてきて、その流れに乗れないことへの後ろめたさだったかもしれない。

その感じは、割と最近まで続いていて。
コロナで実際のイベントがなくなって、もしかするとエスカレートしていたかもしれない。
ネットの配信が見れないとか、そういうこともマイナスの感情になってしまったり、負の連鎖みたいなところがありました。

 

ただ、どこかで気付いたんでしょうね。
現実が見えたのかもしれません。
それは自分自身のエゴだったんだと。

 

自分の楽しめる範囲で楽しめばいい。
それが、ライブにつき1回なのかもしれない。
できるだけたくさん行くことなのかもしれない。
もしかすると、人によっては「一生に一度行ければいい」のかもしれない。
その基準は、誰かに決められるものじゃないよねと。
自分で決めるものです。

だから、これでいいんだと。
稀に、それについてあれこれ言われるかもしれないけれども、それって本当はとやかく言われることではないわけです。

 

「愛を配りに行くツアー」というスタンスを聞いて。
少しほっとした今日この頃でした。

楽しめるところを楽しみます。