つるまうかく

群馬在住ヲタクのネット書斎

ただいま、ナナシス(DIVE TO YOUR SKYに寄せて)

DIVE TO YOUR SKY!!って”里帰り”だったなあと、今振り返ってみて思います。



"2053"では熱量高く支配人をしている私ですが、もとをただせば"2034"の支配人でもあります。
QoPきっかけのはずなので2016年からで、2019年の5thライブまでは現地に行っていて。

ただ、中心スタッフの卒業や"2034"のメインシナリオの終了などにコロナ禍が重なり。
今の"2034"にはやや腰が引けている、そんな支配人です。

 

だから、正直なところ、今回のライブにはどことなく「自分が現地に行く」という現実味が感じられなかったんです。
もちろん、"2053"の支配人としてはしっかり行く、それはそう。
ただ、いわば一度はしごを外してしまった"2034"に対して、今更”のこのこ”と戻ってきて、支配人面しているのは、どうなのかなと。
誰かにそう言われるんじゃないかとかではなく、自分の中での整理ができていなかったんですね。

 

なので、今回のライブの構成には、助けられました。
運営側でそれを意識していたのかはわからないのですが、
ナナシスから少し離れていた人もすっと入ってこれる、戻ってこれる、そんな構成になっていた』
んです。

だから、往年の名曲をメドレー形式でやった。
定番のテッパン曲じゃなくて、客席から「おおっ」と声が上がるような初期の曲も。
メロ部分は忘れてしまっていても、サビはしっかり覚えている。
しかもトロッコで動いているから、振り付けも完全版ではなくトロッコ用になっていて、主だったところなら体が覚えている。
「メドレーになっていて、コールがわからなくなった」や「フリがわからなくなってしまった」という話をベテラン支配人からも耳にしましたが、ということはベテランでも新参者でも、少し離れていた人でもそんなに差がなくなるわけで。
それがまさに、

支配人はみんな等しく支配人

だったんじゃないかなあと、真意はわからないけどそう思っています。

 

私はDAY2だけでしたが、構成のバランスも本当に良かったです。
印象的だった「これぞナナシス」をあえて一つ挙げるとすると。
"2053"世代の新生、OFF Whiteがアリナの佐々木李子さんの歌唱力で会場を飲み込んだな・・・と思ったら、RiPoPとCASQUETTE'Sの2ユニットを挟んで出てきたKARAKURIの秋奈さんが、更にナナシス場慣れした歌唱力を披露して”元祖ソロ(設定としては双子です)ユニット”としての威厳を示していく
という対比が際立った部分でした。
格好良かった。

 

なんだかんだで、楽しみました、「DIVE TO YOUR SKY!!」。
RiPoPも大きな会場にも臆せずトップアイドルを演りきったし、初出のOFF Whiteもよかった。
やっぱり777☆Sの曲は楽しいし、ユニット曲も本当に懐かしい曲ばかりで私得だった。
10歳と19歳を目まぐるしく行き来した桑原さんも、MVP級の活躍だった。
Le☆S☆Caは出てきただけで泣いてしまった。
かなり久しぶりに見た方々も、パフォーマンスのよさはよく知ってるから素直にみれたし、なんなら色彩発光棒も振った。

最後は圧倒的なスタグリだった。
全体的に、夏だった。

 

 

私も歳を食ってしまったので、「このライブを経て人生観が変わりました!」とか、「”2034”の禁断症状が出てくるのですぐライブやってください!」みたいな、そんな熱量が生まれているわけではありません。
"2053"を中心に動くのは自分としては変わらないだろうし。

ただ、「戻ってきてもよかったんだ」と思えた、というか。
里帰りができたなあと思ったのは、本当のことです。

書きながら「ただいま」というフレーズが浮かんだのは、そのためなのかもしれませんね。

 

 

 

 

P.S.

引き続き、恋渕カレンちゃんと七海こころさんをどうぞよろしくお願いいたします。