つるまうかく

群馬在住ヲタクのネット書斎

不定記(4):ライフデザインのはなし

『ライフデザイン』かー。


私自身も、昨年あたりから考えさせられる機会が増えてきたこれ。
今日も声優の宮原颯希さんが、『自身の声優活動を縮小して、現実的な夢の方に向かう』といったニュースが流れてきたりして。
ライフデザインかー、と改めて考えてしまいました。

 

今後の人生なんて、結局はわかんねえんですよね。
いくら計画を立てても、そのとおりには行かないわけで。
少し重めの病気にかかったりしてしまったら、それだけで崩れてしまう。

ただ、計画を立てたり、そうでなくてもふわっと考えることも大事だなと思っていて。
どこかで『それをしっかり考えているかどうか』が求められるターニングポイントが訪れたりします。

 

仕事でも、年数を重ねれば立場も上になりがちで。
お給料はろくに上がりませんが・・・、求められる責任が大きくなるのは間違いないわけです。
生活や趣味にかけていた時間を、仕事にあてなきゃいけないということも、きっと増えてくる。

”仕事なんか適当にやっときゃいいじゃん”
というのも一つアリな考え方で、それで身体や環境を壊すなら、そこにエネルギーを使うことすらやらないほうがいい。

ただ、自分が人生の中で本当に取り組みたいことが仕事の中にあったりすると、そこで何かを実現できるというのも、一つ大きな魅力なんですよね。
そのバランスは、とても難しい。

 

生き方のモデルが確立してない声優さんの場合は、もっと怖いですよね。
新人や若手のうちはフレッシュ感やアクティブさを武器に活動していけるかもしれないけど、それを続けられる人はほんの一握りで、その先も基本ワンアンドオンリー
悩む度合いは、雇われの身と比較できないほどの違いです。

その視点から行くと、声優業界にもライフデザイナーみたいな人がアドバイザーとして付くシステムがあってもいいんじゃないか、と今日まさにふと思ったわけですが、「人のことを言う前に自分をどうにかしろ」なので、見る人がより少ないこのブログにだけ書いておくことにします。

 

先のことはわかりませんが、『初見で触れたほうがパフォーマンスを発揮できる』みたいな特殊能力を備えていない凡人の私にしてみれば、先のことを考えるのは悪いことではないので。
少し先を見るクセをつけながら、動いていくしかないですかね、というのが、きょう少し考えたことでございました。