つるまうかく

群馬在住ヲタクのネット書斎

働くこととは

働くことについて考えた一日でした。
私自身もそうでしたし、フォロワーさんの悩んでいる姿も見かけたり。

 

働くことって、「どんな職業につきたいか」とか「何がやりたいか」といった感じの視点で見られることも多くて。
それは

  • 『役割』、社会でどんなポジションを担いたいか
  • 『目的』、どんなミッションを達成したいか

といった方向からの考え方なんですよね。

「おれはこの仕事に誇りを持ってやってきている」とか、「私はこれをやるためにこの職についた」とかですね。
それはとてもまっすぐで、耳心地の良い考え方ではあるんですけど。
最近、私はこんなテーマで色々考えました。

  • 「好きなことで生きていく」はできるのか
  • 一生かけて一人の人を応援し切ることは出来るのか

このあたりの感覚と近いものがあるなあと、今日ふと思ったんです。

好きなことを仕事にすることや、仕事への誇りは、仕事で辛いことを乗り切るための背骨にはなるかもしれないんですけど、それが人生の背骨になるかというと。
それが成立するとすれば、なかなかストイックな人なのかもしれません。

 

仕事におけるもう一つの考え方が、「ライフスタイル」です。
人は仕事だけに生きるわけではありません。
休みも必要だし、趣味も必要。

わたしも、かつては、これをやり遂げるためには万難を排して、他のことを全部かなぐり捨ててでもやろうくらいに考えていたことがありました。
ただ、それってある種のバーサーカーモードで。
ふつう、自分の命よりも大事な仕事ってないんです。

 

仕事でしかやりたいことが出来ない時代はありました。
でも、今は何かを実現するのは仕事に限りません。
趣味を突き詰めてもいいでしょう。
それこそ好きなことをやって、半ばYouTuberみたいになってる人もいるかもしれない。
仕事じゃなくても地域活動もあるし、NPOだったり、サークルもあったりする。
ネットでだって色んな人と繋がれる。
いろいろな形で、自己実現は出来るんです。

 

仕事に誇りを持つことや、それを生きることの真ん中に置くことは、決して間違いではないし、社会人の多くはそうならざるをえないと思います。
でも、それで自分をすり減らしてしまうのは、やっぱりもったいない。

綺麗事と言われるかもしれませんが、ワークとライフのバランスで、私はライフの方にやや重きを置いていいと思うのです。
仕事は、必要ならばやらなきゃいけない、”宿題”みたいなところもありますから。

ライフを大事にしながら、やらなきゃいけない仕事をうまくこなす。
働くってそれでいいんだと、最近はそう感じています。