ナチュラルなファンっていいなあ、と思います。
自然体なファンというか。
「どんなに細かいことを含めても全部好き」とか、「全部のイベントに一つも欠けることなく行きます」とか、「全てのお仕事を把握して確認します」って、”100%完璧に”という視点から見たら、やっぱり無理じゃないですか。
前ふたつは、色々自分の中で折り合いをつけて全部好き・全肯定という状態を作ったり、無理に自分の予定を確保してイベントに参加したりという感じで、心や体、時間やお金に知らないうちに負担がかかって。
後者については、できたとしても”事務所内部の犯行”で、どう頑張ってもファンが到達できる極地ではありません(笑)
ファンでいることに疲れてしまうことが自分含めてありますが、それって、きっとそこに”ストレス”(「何かしらの負担」というニュアンスです)がかかっていて、それが蓄積されるのが理由としてあるような気がしています。
そんな中で、「この人、自然体だなあ」と感じるファンの人がいます。
オタクライフを楽しんでいるのに、そこにあまり無理を感じない。
お便りなんかを見ても、「テーマが出たからとりあえず送りました」や「採用されるテクニカルなお便り」という感じではなく、ナチュラルに考えてナチュラルに送って、受け取る側もナチュラルに受け取っている。
そんな感じのやり取りをしていたりします。
とてもうらやましいし、輝いて見える。
そんなあり方、理想だなあと思います。
私は、よく言えばストレート、悪く言えば意固地なところがあって、”ナチュラル”からはだいぶ遠い性格をしているので、なおのことそう思うのかもしれないですけど。
一方、対象となる人によっても、変わってくるんですよ。
『ナチュラルなファンからは遠い』と言った私ですが、私自身でも”ナチュラルな距離感でファンでいられている人”っていて。
端から見たら、強烈にプッシュしているようには見えないかもしれない。
そもそもファンでしたっけ?と思われているかもしれない。
確かに、成果をあまりチェックしていなかったりする。
でも、それがいい距離感になっていて。
好きであることに違いはない。
全部が全部、ナチュラルになろうって、それは無謀で。
そこは今の自分のスタンスを大事にしていいと思うのです。
ただ、ナチュラルなあり方にはやっぱり憧れますし、もしかすると”長くファンで居る”ためにはそこが大事なポイントなのかもしれません。
そもそも、”好き”という感情って、順位や数値で表せるものではなくて。
比べるにしたって評価軸は無限にあるので。
誰が最優先だとか、本当はあまり考えなくてもいいのかもしれないですね。
ただ、ややもして自分が行き過ぎたときに、
「ナチュラルなファンっていいなあ」
と思ったことは、いいフックになるかもしれないなあと思います。
みなさんは、ナチュラルな推し事、されていますか?