―Don't worry Don't worry Don't worry Don't worry My soul.
Don't worry Don't worry Don't worry Don't worry My friends...
この歌い出しから始まる、GLAYの「ひとひらの自由」。
20年前のヒットソングです。
「グロリアス」「BELOVED」「HOWEVER」「誘惑」「SOUL LOVE」「BE WITH YOU」「Winter, again」「サバイバル」「Missing You」etc...
当時のGLAYといえば、ロックやアップテンポなバラードの王道といった数々の楽曲を世に送り出し続けていました。
そのなかで、スローなバラードの「ひとひらの自由」は少しGLAYっぽさが薄くて、そのよさが当時の私には十分には分かりませんでした。
そのあとに発表された「Way of Difference」のほうが記憶に残っているくらい。
今になって、ふと思い浮かんだんですよね。
「ひとひらの自由」というタイトルを。
よりにもよって、色々なことに打ちのめされた、今。
ひとひらの自由って、確かに全然アップテンポでもなければ、のれる曲でもありません。
ただ、ただ、曲調がひたすらに優しいんです。
これは世代的なものもあるとは思いますが、その翌年に発表されたDragon Ashの「Life goes on」とも方向性が近いなあと思っていて。
いずれも、聞く人の心を癒していくような、そんなヒーリングソングなんです。
今、改めて、ひとひらの自由の歌詞をじっくり文字で見てみると、いろいろ思うことがあります。
いつもそうなんですよね。
救ってくれるのは、きまって、音楽だ。
ひとひらの自由を噛みしめながら、なんとか、明日も歩いていけそうです。