つるまうかく

群馬在住ヲタクのネット書斎

美大の芸術祭に行けない2020秋

私が”美大”という神聖なる場所にはじめて足を踏み入れたのは、2012年の秋のことです。
もちろん、美大生だったわけではなく、お客さんとして足を踏み入れました。

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元々「ひだまりスケッチ」や「ハチミツとクローバー」などの作品が好きだったこともあり、一度はその本場を見たい!と思っていたんですよね。

初めて訪れた美大は、ムサビこと武蔵野美術大学
そこにあったのは、あふれんばかりの活気と、圧倒的な芸術性。
本当に、何もかもがキラッキラしていました。

行ってわかったのですが、美大の芸術祭って、美術作品を展示するだけの場じゃないんです。
美術が得意な人が、本気で楽しいことをやろうとして、本気ですごいものを作り上げてしまう。
根底は、学校の文化祭と同じなんですよね

そう、美大の芸術祭は、ものすごいクオリティの文化祭なんです。

 

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そこで美大の魔法に掛けられた私は、すぐ後にあった多摩美多摩美術大学)の芸術祭にも参加。
武蔵美多摩美の芸術祭は毎年参加し続けていましたね。
毎年秋になったら行くという、”秋の風物詩”になっていました。

 

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そして、2020年、今年。
大学の芸術祭はコロナの影響を受け、キャンパスでの芸術祭は中止となりました。
多摩美についてはWEBで芸術祭を行うこととなっていますが、やはり現地で芸術を味わうことができないのは、残念です。

ただ、芸術って、ここで折れるようなものじゃないんですよね。
この頃中を糧にして、反骨にして、とんでもないアートが誕生する。
それが、芸術なんです。

そんな作品を、この8年間、いくつも、いくつも、いくつも見てきました。

だから、これから出てくる作品に私は希望を託したいと思っています。
また来年、笑顔で芸術と向き合えるように。
その日まで、ワクワクは心に常に持つようにしたいです。