ピーキーチューンというのは、エンジンなんかを、ある範囲から外れるとものすごく性能が低いものの、ある範囲では高い性能を出せるように調整することで。
アニメ「交響詩篇エウレカセブン」では、主人公のレントンをはじめとしたさーすとん一家のお家芸とされている特徴です。
私も、ちょうどエウレカを知った頃からこのピーキーチューンという単語に意識があって。
私の場合は少し違うんですけど、日常生活や社会生活を営むうえで、基礎的な能力が極めて低いんですよね。
だから、特に公で動くときとか、人前に出るときなんかは、よそ行きのギアにして、自分ができることを最大限高い性能でできるようにチューニングして外に出ます。
ただ、それはわたしにとっての最大出力で。
少しでも想定から外れたり、そこにチューニングを合わせていなかったことは、普通の子供ですらできそうなことができなかったり、本来の何にもできない自分になってしまったりします。
あらゆることをやる中で、常にどれもをピーキーにチューンしていかないと、まともに生きれないタイプなんですよね。
今になってみると、そこまで気を張らなくてもよくなったというか、少しマシになったなあとは思いますが、それもほんの少しで。
素の私は、いまだ何にもできない、極めて低い能力値なんです。
でも、気を張った状態をやめることは、当分できなそうですね。
怖いので・・・