つるまうかく

群馬在住ヲタクのネット書斎

バンビポップは鳴り止まない

楽曲提供者としても評価されているUNISON SQUARE GARDEN田淵智也氏が、新谷良子について熱弁を振るっている、という情報が流れてきた今日この頃。
「もう2020年もすぎてるんやぞ!」と思いながら、テンションが上がりました。

 

新谷良子さん。シンタス。
2000年代から第一線で活躍してきた声優さんであり、その頃は今ほど声優に詳しくなかった私でもよく知っているくらいの声優さんでした。
GA(ギャラクシーエンジェル)のミルフィーユ・桜葉もそうでしたし、私にとってはひだまりスケッチの沙英ですね。
いわゆる”売れっ子声優”さんの一人でした。

新谷さんの歌関係で、ソロ活動に行く前に触れておきたかったことがひとつ。
キャラとして歌っている曲も、とてもいいんです。

ひだまりスケッチスケッチスイッチを始めとしたテーマ曲。
ギャラクシーエンジェル「午前0時はハッピースタート!」
そして、何人知ってるか知らないですけど大好きな曲なので書きます、陰からマモル!の「rainy beat」

本当に好きな曲が多い。
挙げたのは全てアニメのOPやEDばかりですけれど、合唱にも合う歌声なのかもしれません。

 

 

さて、本筋に行きます。
新谷良子さんのソロがいいんです。
「バンビポップ」として独自の世界観を構築。
私の友人も、新谷さんのライブに結構行っていました。

個人的に好きな曲を2つ上げると、人気曲になりますがこの2曲です。

  • CANDY☆POP☆SWEET☆HEART

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王道中の王道ど真ん中のキュート全振り曲。
メロディが良すぎるのですが、実は歌詞もかなりストーリーが織り込まれていて秀逸。
実は2006年の曲なんですけど、今でも全然戦えますよね。
今や、声優カラオケの可愛い系の鉄板には「ファンサ」とかが入っていますが、この曲はもっと歌われていてほしい、そのくらいの曲です。

 

  • ロストシンフォニー

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この曲2007年なんですよ、おかしくないですか?
今でこそロックを志向する声優アーティストも増えてきましたけど、2007年て。
そして、こちらも色褪せているかというと、全然そんなことない。
今でも普通に戦えます。
交響曲は失われていない。

 

 

声優さんが、自分のできることを一段上に上げるという意味で音楽に挑戦する。
そして、それがハマってくれれば武器が増える。
でも、それは裏返せば”声優+ミュージシャン”と受け取られることもある。

それではなぜ『声優アーティスト』というくくりがあるのか。
やはり、その類まれな”声でお芝居ができる”というスキルを、声優として歌に落とし込める、そんなメリットもあるんだと思います。

新谷さんの楽曲には、きちんと”声優である”ということが織り込まれている気がします。
ややもすると、アーティスト然としてそちらに振り切った人がだいぶ増えてきた中で。
”バンビポップ”というスタイルは、大事なものを教えてくれているような気がします。

 

 

何度目かになっちゃいますけど、全然色褪せてません。
今聞いても第一線を走っている気がする。
私は今のところ、新谷さんの歌唱を生で聞く機会には巡り会えていないのですけれど、何かの機会があれば"バンビポップ"を浴びに行きたいなと思っています。

 

そこまで詳しいわけでもない私ですが、書きたくなったので書きました。
とりあえず、Lantis公式に上がってるMVからでもいいです、バンビポップを聞いていただければと思います。

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