つるまうかく

群馬在住ヲタクのネット書斎

セカンドショットの新春カラオケ大会がよかった話

昨日、"声優さんを集めて新年のカラオケ大会をしよう"というコンセプトのイベント、セカンドショットPresents新春カラオケ大会があり参加してきたのですが、今後も続いてほしいなと思えるようないいイベントだったので、ご紹介します。

 

元々は、ゴーレボでお馴染みの芸人・ゴー☆ジャスさんが「カラオケイベントやりたい」とかねてから言っていたのがきっかけとのこと。
そんな発起人のゴー☆ジャスさんは昼夜両部に出演。
昼の部のゲストは中澤ミナさん、長江里加さん、山根綺さん。
夜の部のゲストは篠原侑さん、七海こころさん、松岡美里さん。
そして、イベントの屋台骨を支える形で、鈴木絵理さんが両部に出演されました。

なお、七海さんは他のコンテンツも含めて初めての有観客イベントでした。

 

声優さんのカラオケ番組やカラオケイベントは、今も数多くあります。
”声優さんも歌って踊れないと”という時代に入っており、歌が上手い人がかなり多くなったのもあって、自然の流れなのかもしれません。

そのなかで、今回のイベントは、「出演者が曲を選んでいい」という、なかなか粋な計らいがあって、歌えるのもなんとひとり3曲。
これまでにもありそうで、振り返ってみると意外と例が出てこないタイプのイベントでした。

 

両部とも、小泉社長が「マイクテスト」を言い訳(?)に一曲ずつ熱唱した後、ゴー☆ジャスさんを筆頭に声優陣が一曲ずつ熱唱する展開に。
ゴー☆ジャスさんは、往年のアニメや特撮の名曲を、一般プロの友人(漫画家だそうです)も壇上に上げながら、昼夜合わせて6曲を熱唱。

昼の部は、緊張しながらも「君の知らない物語」「月のワルツ」と自身に合った世界観たっぷりの中澤さん、「普段カラオケで歌う曲を持ってきた」と馴染み深い曲で会場を盛り上げた長江さん、かっこいい曲を3つ揃えてまるでV系のボーカルのようなでまとめた山根さんと、じっくり聞かせる系の選曲が多く、”歌唱披露会”のような印象がありました。

夜の部は、自身が主役を務めた作品「神田川 JET GIRLS」の主題歌(歌:田所あずさ)を披露した篠原さん、「宜しければ名前だけでも覚えてって下さい」と可愛らしい曲を散りばめて会場じゅうに可愛さを届けた七海さん、イケボでパワフルな歌唱に「涼宮ハルヒ」という反則曲を打ち込んで会場を圧倒した松岡さんと、歌唱力は引けを取らないものの、盛り上げやすい曲も多かったことから、”バックダンサー隊”が頻繁に出没するなど、鈴木さんいわく「文化祭」みたいな明るいステージになっていました。

鈴木さんは、両部ともイベントの展開を汲みながら、昼の部では小泉社長とのデュエット、夜の部では歌唱中にフライドチキンを食べるなどやりたい放題盛り上がるような流石の歌唱とパフォーマンスで会場を温かくしていました。

 

今回のイベントは、選曲も実際に歌う方が選べるということで、その選び方ひとつをとっても、その人の個性やパーソナルな部分を知ることができました。
「この人、このテイストの曲が好きだったんだ」とか、「もしかしてこの作品好きなんだろうか?」と言った、これまで知らなかった深みに迫れるって、嬉しいんですよね。

実際に、声優さんからも
「人前で本人として歌う機会は初めて
本人歌唱はなかなかない機会で嬉しい」
「ずっと歌いたいと思っていた憧れの曲を歌えた」
といった感想があって、いいイベントだなあと思いました。

 

小泉社長も「やや急遽のイベントで、シンプルな構成にした」と言っていて、確かに昼の部は手探りの感じもありましたけれども、それも楽しかったですし、夜の部では今後の方向性もしっかり見えるようなイベントになっていて、それも含めていいイベントだったなと思いますし、このイベントは今後も開いてもらいたいなと思いました。

社長初めセカンドショットの皆さん、歌唱されたキャストの皆さん、新年早々いいイベントをありがとうございました!

 

secondshot.jp

 

P.S.

個人的にはこのイベントに参加するにあたって不思議な経緯があったりしたのですが、散々つぶやきましたので、もし書くとすれば別の機会にしたいと思います(笑)