つるまうかく

群馬在住ヲタクのネット書斎

季節感が苦手でなくなった話

あんまり、季節をどうこう考えることはありませんでした。
昔から冬は好きでしたが、それも雪が降るので漠然と好きだっただけ。
季節ごとに行われる行事も得意ではなく、特定の商品が売られるのも流行に乗っているような感じがして。

”季節感”というものが、ある意味で苦手でした。

そうでもなくなったのは、ほんのここ数年のことです。
ラジオを聞いて、メールを出そうとすると、やはりその時期の話題にした方が、取り上げられやすいですよね。
ゲームでも、ゲーム内イベントで、季節感のある出来事がフィーチャーされる。
お花を出すようになって、もちろんその時期に綺麗に咲くお花がいいし、その時期に合ったアレンジメントのほうがベターだろう。

いつの間にか、季節とか、流行とか、旬とか、そういったものを意識せずにはいられない生活になっていました。

私にとって、季節感って『嫌い』ではなかったんです。
苦手だっただけ。
だから、昔もその風習に迎合してその中に入ることはできた。
ただ、なかなか居心地がつかめなかった。

そんな苦手。
一生、苦手なままだと思ってました。

不思議なもんですよね、自分の好きな領域で、それをある意味克服してしまうことになろうとは。

些細な苦手は、いつの日にか『なんでもないことだよ』ってふうに思えるのかもしれません。