つるまうかく

群馬在住ヲタクのネット書斎

あの花と10 YEARS AFTER

「あの日見た花の名前を僕たちはまだ知らない。」の10周年イベントが開催されることが、本日発表されました。

 

10th.anohana.jp

 

 

「あの花」から、10年。
当時の私を振り返ると、あまりいい人生は送っていませんでしたね。

人生って何だろうなと思いながら、なんとか命からがら生きていて。
当時もオタク(ヲタク)でしたから、様々な作品を摂取して、それで命を長らえている状態で。
しかし、当時のヲタクはそこまで市民権がなく、日向の陰に隠れながらこそこそと過ごしていました。

そんな時に、支えになってくれたアニメの一つが、あの花でした。

「青春群像劇」と言ってしまえば、そうなのかもしれません。
似たような作品がないかと言えば、ないわけではないと思う。
ただ、あの時期に、確実にじんたんはいたし、めんまもいたし、あなるも、ゆきあつも、つるこも、ぽっぽも、みんなそこにいた。
そして、彼らの物語が、見ている大勢の人の心を動かして、一大ムーブメントを巻き起こした。
これは、まぎれもない真実です。

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あれから10年後、自分はどうなったでしょうか。
少しは丸くなったでしょうか。
それはほかの人に評価してもらわないとわからないですけれど。

確実に言えることは、あの頃より確実に今のほうが、楽しく生きられているということ。

 

今になっても、涙が出てくる「あの花」。
映画も見に行って、最初から最後まで泣き続けた思い出も。
あのエンディングは間違いなくトゥルーエンドだと思っていますし、決して悔し涙ではないのだけれど。

あの花は、私から大量の涙を奪っていくと同時に、生まれ育った土地の不思議な魅力だとか、人と人とのつながりの温かさだとか、何かに向かってがむしゃらに立ち向かう大事さだとか、成長することの重要さだとか、ぼーっとしていると過ぎ去ってしまう”今”という一瞬の大切さだとか、とても大切なものをいくつも、いくつももらいました。

 

10年後の8月、きっとイベントが行われるだけではないでしょう。
また超平和バスターズに会えることをうれしく思います。

 

超平和バスターズはずっとなかよし。