つるまうかく

群馬在住ヲタクのネット書斎

「夏川椎菜のCultureZ」がとてもよかった

昨日、というか今日の深夜1時から始まった、夏川椎菜さんがパーソナリティを務める2時間の動画付き生放送ラジオ、文化放送夏川椎菜のCultureZ」がとてもよかった。

遅い時間帯で聞きづらい人もいるとは思うのですが、今はradiko(ラジコ)のタイムフリーでも聞けたり、YouTubeの切り抜き動画などもありますので、一人でも多くの人に、一度は見て、聞いてほしいなと思いました。

思ったことなど、下につらつらと書いて行きます。 

www.joqr.co.jp

 

そのニュースを知ったのは、3月中旬のことでした。
夏川椎菜佐野玲於、『CultureZ』新パーソナリティに決定』

news.mynavi.jp

脊髄反射で「やった!」と喜んだことを覚えています。

夏川さんは、去年の4月、プロ野球が開催できなくなって影響が出てしまった『文化放送ライオンズナイター』の特別番組夏川椎菜のナンス オブ ミュージック』という2時間の生放送のパーソナリティに大抜擢。
ゴールデンタイムの放送に、声優ファンにもなじみ深い(?)ライオンズナイターということもあって、世の中すべてが沈み込んでいた時期に、ひと筋の黄色い元気を届けてくれました。

www.agqr.jp

今回の抜擢は、そこで2時間の生放送を見事成功させたことも大きな要素だったのかな、と思っています。 

 

放送開始直前、ヒヨコ(群)(ひよこぐん。夏川さんのファンの総称)を大きな衝撃が襲います。
”生放送の映像がYouTubeで流れるらしい”
”生電話でナンちゃんとおはなしできるらしい”
本当なのか釣りなのかわからない混濁した状況の中、寝ながら見ればいいやーと考えていた私は一気に覚醒してしまいました。
このラジオ、そんなに甘くない。

そうして始まったラジオ。
『初めてエナジードリンクを飲んでしまった』という気合の入れようでカフを上げ忘れた夏川さんは、構成作家であるちゃんこ氏を従えながら「マーベル」「SCP財団」「滝川クリステル」といった軽妙なワードを用いながらトークを繰り出し続けます。
この日がソロデビュー4周年だった夏川さんは、ファンの間で広まったハッシュタグ #夏川椎菜ソロデビュー4周年 にも感謝しながらソロとしてのデビュー4周年について振り返るなど、ファン思いのファンサぶりも発揮。
そして5年来のナンスファンという女子高生の女の子との生電話で興奮しながらトークするなど、ナンちゃんらしさ全開で2時間があっという間でした。
(つるまうは途中でバタンキューしてしまい、続きはラジコさんに頼っています)

さて、実にいつもの夏川椎菜さんらしい内容ですよね。
そう、これって、『CultureZ』という月~木曜までの帯番組の中にいながら、実質的に縛りがないんです。

まさに、毎週月曜日、動画付きの2時間の個人ラジオが放送されているという、とんでもない状態なんです。
おもわず、『ヒヨコ群、これ耐えられるんか・・・?』とつぶやきましたけど、ファンにとっては嬉しすぎて卒倒してしまいそうな、そんな番組なんです。

そして、こんな縛りのない番組で自由にやらせてもらえる機会なんって、ホントないわけで。
声のお仕事をしている他の人にとっても、このラジオはある意味で羨ましい番組じゃないかなと思いました。

 

このラジオを聞いていて思ったんですが、ナンちゃんのトークスピードって、かなり軽快で早いですよね。
でも、そのスピード、最後まで全然落ちていないんですよ。
ご本人も言っていましたが、もしかするとこのテンションは、深夜には元気すぎるのかもしれません。
でも、このマシンガントークを、2時間継続できる人って、限られると思うんですよ。
ややもすると一歩引きがちな控えめユニットであるTrySailにおいて、その三角形を引っ張っていっている「エンジン」とも評されることのあるナンちゃん。
その馬力が、ここでも見事に発揮されているなあと感じました。

 

このラジオは、きっと楽しいと思っていました。
それは、去年の特番「ナンスオブミュージック」がそうだったこともあって。
ただ、個人的には、その想定をはるかに超えていった。

もしかすると、このお仕事はナンちゃんにとって、思った以上に大きなプラスになるかもしれない、と思いました。
声優ファンや、楽曲を好きな人だけでなく、ラジオを好きで聞いている人や、BGM替わりに聞くことが習慣になっている人にも、間違いなくその魅力を広めている。

ラジオパーソナリティは、雑学豊富で様々な話題に対応できる人が面白いと言われます。
そして、この「CultureZ」も、聞いていてまちがいなく楽しかった。
それは、きっと彼女がいろいろ歩んできた9年間があるからこその深さだと思うんですね。

 

なかなか、リアタイは難しいかもしれませんけれども。
せっかく、後からでも聞けるので。
一週間のうち2時間は、ナンちゃんに耳を委ねようかなと思っています。

www.youtube.com

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