つるまうかく

群馬在住ヲタクのネット書斎

昔の私にサンキュー

昔から、色々な情報を集めるタイプでした。
ネット環境を手に入れてからは常にそんな状態で。
ニュースサイトみたいなこともやれば、そうでなくても情報を集めておかないと気がすまない。
興味の幅だけは広くて、自分の趣味から役に立たなそうな雑学まで、なんでもかんでも浅く広く首を突っ込んで、うわべだけでも取り込んで。
そんな生活を送っていました。
『引っかかる領域は広いのに、全然深い話にならない』という私の特性は、そこに起因しているんだろうなと思います。

そうすると、『初見のはずなのに、何か引っかかる』ことって多いんです。
情報を知ったときは、当事者でなかった。
ただ、それが時を経て、当事者になることもあって。

情報だけ仕入れていたゲームに、十数年の時を経てハマることになったり。
何の気なしに見ていたアニメで、のちに応援する声優さんがメインを張っていたり。
昔好きだった作品が、長い年月を経てアニメ化されたり。

決して、昔を知っていることがえらいわけではないのですが。
『昔も自分の中で何か引っかかるところはあったんだ』と思い返すことができたり、そのコンテンツや人に対して、初めて知った以前の感情を抱くことができるのは、少し深みが出るような気もしていて。

 

当時は、『何の役に立つかわからないのに、なんでこんなに知りたがるんだろう』と、自分自身何やってるんだろう感があったのですが。
今では、「過去の自分、よくやった!」と思えることが、いくつもあります。

 

今、このタイミングでは無意味に思えるようなことも、時間が経てば、意味を持ったりする。
人生って、意外とどうつながってるかわからないものです。
なので、この後どうなるかわからないですけど、今これだ!と思ったものは突っ走っておきたいです。
後から見たら、きっとそれが最善手なんだと思います。