つるまうかく

群馬在住ヲタクのネット書斎

目に見える形での応援(アゲラジ団員集会Finalにて)

今年の3月まで、6年半もの長きにわたって全334回(なんでや)放送されたラジオ番組、楠田亜衣奈渡部優衣の気分上等↑↑」(通称:アゲラジ)の最後のイベント、『団員集会 Final』に参加してきました。

 

 最近はご無沙汰になってしまっていたものの、一時期はよく聞いていて。
ラジオが終わり、ファイナルイベントが行われることを知り。
ほぼ脊髄反射に近い形で申し込み、有り難いことに両部参加させていただくことになりました。

流石(?)長年続いてきた番組らしく、二人のやりとりにも安定感があって、安心して参加できるイベントで。
くっすん(楠田亜衣奈さん)、ゆい㌧(渡部優衣さん)の団長’Sとも、相変わらず美しく可愛らしくて、満足のイベントでした。

 

その中で、夜の部の最後に、くっすんが語ったお話に思うところがありまして、取り上げさせていただこうと思います。

 

声優さんって、自分の評価が目に見える形では捉えづらいところがあるそうで。
イベントがあったときは、『ファンがどれくらい来てくれた』とかで、応援されているなあというのがわかりやすかったそうなんです。

ただ、コロナ禍になって、イベントがなくなって。 
その状況になって楠田さんは、イベントなどでファンと関わる機会がめっきり減ってしまったことで、『自分が応援されている実感がなかなか持てない』という心境になったのだそうです。

確かに、そうですよね。
私達も、少し身勝手ですけれども、コロナでイベントがなくなったことで、応援していたり、関心を持っていた声優さんとの距離が少し開いたりしてしまった感覚はあって。

ファン側が、そんな状態だったりするんです。
応援される当事者は、尚更それを敏感に感じているわけです。

 

 

くっすんが言っていたのは、『目に見える形での応援ってホント大事』ということ。
今回のイベント現地での参加や、お金を払って配信で参加することへの感謝、こう言ったラジオのお便りを通じたやりとりの大事さなどを挙げて話してくれたのですけれども。

 

我が身というか、今のファンの状況を振り返ってみると。
イベントがなくて、ファンの姿を見せられない。
イベントがあるときにはプレボなどが用意されていて贈りやすかったファンレターやプレゼントも、『イベント以上に郵送で事務所送ってるよ!』という人はたぶん少なく、プレボ自体も今は設置されなくなって、その数は激減してしまっている。
ましてや、花はもっと、出すことすら叶わない。
たぶん、今って、そういう状態なんです。

だからこそ、なおさら、目に見える形での応援って大事だな、と思いました。

それは、何もすごいことでなくていい。
メールを送る。
SNSで好きなものについて書く。
応援している人が拡散してほしいと思っているであろうことを拡散する。
無理のない範囲でお手紙を事務所に送ってみる。
そういうことで、いいんだと思うんです。

それは、言ってしまえば自己満足なのかもしれない。
でも、その根底にある思いって、”本物”じゃないですか?
なら、それを一度形にしてみても、いいんだと思うんです。

 

それがもし、平たく見て過激ならば、その次に気を付ければ良い。
それこそ、法に引っかかるものまでやれとは言いませんけど、何かを形にすることは、しないことよりきっとずっと意味があるはずだから。

 

アゲラジは、ファンのみんなを応援するというコンセプトもある番組でした。
イベントの内容は本当にわちゃわちゃしていて楽しいものでしたし、コンセプトを生真面目に追求するようなテイストでもないのですが。
奇しくも、このコンセプトの番組のイベントの中でそんなことに気付かされた、というか、教えてくれたんですよね、くっすんと、ゆい㌧が。

 

 

 

最後になりましたが、くっすん、ゆい㌧、長らく楽しい番組をありがとうございました。
また、それぞれの場所での活躍を楽しみにさせていただきます。
あわよくば、”同窓会”イベントも焦らずにお待ちしていますね。

 

(アゲアゲ団預かり)