つるまうかく

群馬在住ヲタクのネット書斎

声のないエール送り続けさせて~Song for~

今日は朝から運転をしておりまして。(夜な夜なドライブではない)
Pre-2ndもあり、最近はナンちゃんの楽曲を聞く機会が多かったわけですが。
バランスをとったわけではないものの、天ちゃんともちょの楽曲を本日のドライブミュージックにしてました。
それで気付いたこととか、思い出したこととか、そんなお話。

 

タイトルそのままなんですけどね。

 

私は、天ちゃんのソロでは、元気が出るビタミン系ポップソングがとりわけ好きで。
みんな大好き「チョ・イ・ス」を筆頭に、「RAINBOW」、最近だと「一番星」「Next Dimension」などがこの系統に挙げられるかなと思います。

その一連の中に、「Song for」がありまして。
もちろんコロナ前に出た曲なんですけれども、その2番に、このエントリのタイトルの歌詞、『声のないエール送り続けさせて』が歌われていて。
今の状況にものすごく合うなあと思ったし、もしかすると、コロナとかそんなこと以上に、"逆じゃないか"、もっと大事なことをうたってくれているんじゃないか、と思いました。

 

「Song for」の歌詞は、サビが()カッコで囲まれているという独特さを持っています。
そして、1番も2番もラスサビも、誰かが誰かに向かってエールを送る、という内容になっているんですね。

1番は、鏡に向かって歌っているので、おそらく天ちゃんから天ちゃん自身へ。
2番からは議論が分かれるところですが、「あなた」「君」に向かって歌っていることがわかって、それはもしかすると、ファンに向かってなのかな・・・と、私は邪推してしまいます。
だから、2番での声のないエールは、天ちゃんから、ファンに向かってのエールなんじゃないかと。

「いや、まって、天ちゃんはファンを元気にするような歌を歌ってくれるし、言葉も言ってくれるでしょ」と思うかもしれません。
でも、それって、”ファン全体”への言葉だったり、歌だったりするんだと思うんです。
一人一人に個別に言葉をかけたり、歌えるわけではない。

ただ、ここでいうエールは、個人に向けた、ピンポイントのエールなんじゃないかと。
そんなの、個別でしてたらまず物理的に無理ですし、現実的に考えるとハードルはそれ以外にもたくさんある。
だから、実際には実現できない・・・「声のない」エールなんじゃないかと。

 

「Defiance」は、ちょうど2019年初頭のシングルということもあって、このあたりの公式のインタビューとか、そういったものは見れていません。
なので、完全に私の妄想なのですが、そんな解釈もできるのかな、と思ったりします。

 

話を本筋に戻しまして。
「声のないエール送り続けさせて」
いま私ができることに当てはまるなあと思いました。

送るエールは、当面の間、声を介したものではなくなる。
そして、エールは『相手をおもんばかって応援するために送るもの』であるのと同時に、送るという行為自体にも意味があって、「送らせていただいている」という解釈もできる。
だから、「送らせて」。
そして、それを続けていく、続けていきたい。

エールの内容は人それぞれですし、すごいものでもなくていいし、独特なものでなくでいいんです。
自分ができることでいい。
折しも、「Song for」の中にうたわれているように。

『無理しなくていいんだよ』
『かっこ悪くていいんだよ』
『もっともっと力を抜いて一歩前へ』
『素直になっていいんだよ』
『そのままでいいんだよ』

応援したいと思ったその思いそのままに。
自分のできる形で、エールを送り続けていきたい、送らせ続けていただきたいなと思います。

それが、昨日うまく言葉を紡げなかったことへの、個人的なアンサーかな。

 

 

ちなみに、ラスサビもいろいろな解釈があって。
”The Clearest SKY”のライブの感覚だと、ファンに向かって歌っている感じもするのですが、歌詞と1番、2番の流れをじっくり見ると、”ファンの青いバフをもらって戦い続ける天ちゃん自身に向かって歌っている”とも取れて、とても心が温まります。

 

 

 

P.S.

完全なる余談ですが、完全に世代的なところもあり、"Song for"というと、浜崎あゆみさんの「A song for ××」が頭に浮かんできます。