作品の影響を受け続けて居る人生だなあと、思います。
最近、やたらと競馬に詳しくなっていますが、それはやはり「ウマ娘」があってこそで。
最初はどうなるんだ?と思ったこのコンテンツ。
何度か方針転換が行われたことはもう知られていますが、それが全ていいほう、いいほうに動いたんですよね。
元々の競馬へのリスペクトがさらに増したコンテンツとなったウマ娘が、オタ文化を超えてある種のブームになったのはご存じのとおりです。
私の場合、コンテンツもそうですが、”元があるならそこにも詳しくなりたい”という欲があって。
競馬こそ買ったり現地に行ったりはしていませんけれども、元の競走馬の物語を知ったりして、それで涙が出てくるんです。
そこに”小説ではない事実”があるからこそ、感動が深まる。
ウマ娘や競馬というコンテンツを、一つ深く知ることができたのはよかったなと思います。
同じようなコンテンツでは、「温泉むすめ」もそうだったでしょうか、
元々、旅行が好きだったところはありましたが、温泉にそこまで強い思い入れがあったかというと、”一部を除き”なく。
そこで、温泉むすめというコンテンツが成立して。
正直、”センターが群馬の草津温泉”というところも大きかったのですが、このコンテンツも紆余曲折がありながら地域に根付いていき。
結果、温泉むすめのイベントがあるなしにかかわらず、各地の温泉地に立ち寄る人になりました。
さらに遡ってみると、そもそもの温泉の良さを知ったのは、そこから10年以上さかのぼって「SNOW」のおかげだったりします。
PCゲームですが、舞台が温泉旅館で。
私はこの時点で『将来は温泉旅館の若旦那になりたい』と思っていましたから、そう考えてみると、不思議な縁で今に至っているなと思います。
あとは、数々の作品にかかわりますが、「聖地巡礼」という楽しみ方も、”作品に影響を受けた”が直結する行動だなあと思います。
主だったものを挙げようと思ったのですが、多すぎて時間がなく断念・・・
それでも結構なところに行っていますね。
人生にそこまで柱のなかった私ですが、色々な作品に影響を受けて、今があるなあと思います。
子供の頃は『アニメやゲーム、漫画なんかに影響を受けて』とか、『大人になったらそんなことできないよ』とか、そんなことを言われながら育った世代だと私は思っているんですが、それから時を経て、そんなことなかったなと。
サッカー選手だって、キャプテン翼を読んでプロになった人とか、いるじゃないですか。
私自身、今の仕事も、作品に影響を受けて就いていますから。
それでいいし、それはある意味、幸せなことなんだなあと思います。
たぶん、私は影響を受け続ける人なので。
これからもその感受性のスポンジは常に柔らかくしていたいな、と思います。